やっぱ円堂さんこそ原点にして頂点 ページ22
私のその呟きを聞いた皆が驚いたように目を丸くした
稲｢な、何言ってんだよ日縁…そんな訳ないだろ？な、一星？｣
監督がニヤリと笑って話し出した
趙｢やはり日縁さんは勘が鋭いですねぇ…そうです入院していたのは、一星君本人だったのです｣
久｢彼は、解離性同一性障害…簡単に言えば二重人格だ｣
久遠さんにそう言われるとまた一星は苦しみ出した
円｢じゃあ、一星の弟っていうのはやっぱり…｣
趙｢事故で父親と一緒に亡くなってしまったそうです｣
つまり一星は病室に居る時は光君、外に出たら充君の人格で暮らしてたのか
それで、今はどちらにもなりきれてない…
家族が居ない寂しさはよくわかる…
私のとはちょっと違うかもしれないけど、その寂しさはよくわかってるつもりだ
その後もぶつぶつと似たような言葉を繰り返している
稲｢監督！一星を助ける方法は無いんですか？！｣
趙｢あります！｣
あるならもうちょい早く言ってやれよって思ったけど黙ってた私偉いよね(((殴
趙｢一星充君は、一星光君との人格統合を経て初めて本来の一星君に戻ることができるのです｣
吹｢人格統合…｣
趙｢2つに分裂してしまった人格を1つにするのです… しかし失敗すれば両方の人格が崩壊してしまう危険もあります｣
稲｢そんな…｣
趙｢一星君が背負ってしまった過去を超える強い想いこそが一星君を救うことが出来るかもしれないと、私は考えました｣
｢強い想い…あ、サッカー？｣
趙｢そうです 一星兄弟はサッカーが大好きで、その情熱こそが充君と光君を繋いだ想いだったのです｣
だから監督は、あんなに鬼道さんに反対されても試合に出し続けたのか…
吹｢でも一星君はとても試合ができる状態だとは思えません｣
円｢…よしっ！！やろう！！！｣
やっぱ円堂さん最高だな()
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メリットパワー - 歌姫さん» コメントありがとうございます！これからも亀さん更新の私ですが応援よろしくお願いたします！ (11月4日 18時) (
レス) id: 5cf41c4af8 (このIDを非表示/違反報告)
歌姫 - 続き楽しみにしてます！ (10月21日 14時) (レス) @page16 id: 0734f30b1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メリットパワー | 作成日時：2023年9月14日 7時
