病弱少女は八乙女楽の想い人で、逢坂壮五の妹です！！２ (ページ4)

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雷とカップルみたいな兄妹ページ4

〈ライブの日、雷降るかもしれないから。気をつけてね。いお「分かってます。貴女は安心して、DVD発売でも待っててください」
「A、今回は残念だったなー！次は気合入れろ！そしたら大丈夫だから！」
「無理はすんなよー。お兄さんもまぁほどほ「全力でやれ、おっさん！」はい」
「フロイライン、次の幸運をお祈りしています。叶えば、貴女をガラスの靴の脱げないシンデレラにして差し上げましょう」
「Aねぇ、しんどくない時でいいから、見に来てね！約束！」
「Aねぇ、俺も、待ってるから。なんなら、Aねぇのしんどくない日に、事務所で限定ライブしてやる。この前のお礼。プリン、ちょーうまかった。ほら、そーちゃん。兄貴だろ。シメなきゃ」
「シメが僕でいいのかな・・・。A
、今回君に会えないのはすごいさみしいけど、君に聞こえるように精一杯歌うから。だから、楽しみにしてて。無理はしないでね？あと、あんな風にからかうのは僕だけにすること！零雲には絶対しないで。あと、それから夜は暖かくしないとダメだけど、汗をかかないぐらいにしてね、あとご飯は、「壮五君、ごめん！電話料がそろそろ高くなる！「申し訳ありません、万理さん！！じゃあ、本当、無理しちゃダメだよ、A」
『はい、ありがと、ソウお兄ちゃん！』
妹との電話は切れた。後ろにみんながいたから振り向くと、
「いやー、ソウってば過保護ねー。お兄さん、年の差カップルの会話聞いてる気分になっちゃった」
「壮五さん、本当Aねぇのこと大事にしてますね！」
「そーちゃんって、シスコン？」
「ノー、タマキ。私の国ではあれがnormalです。ソウゴはgreat brother、良き兄です！」
「そうですよね。私だって兄さんと離れていたら逢坂さんぐらい心配しますよ「いおりんは、ブラコン？「違います！」
「仲よさそうで良かったよ！でもな、壮五。あんまり手かけすぎると兄離れのとき寂しいぞー？「三月ー、一織は出来てるの？」陸、後でな」
からかわれた。なんかやったかな？
電話はあれじゃ普通。もっと長い時も多いんだけど、ね？とにかく来てくれるお客さんとAのために、ライブ頑張ろう。

そして、当日。あの子の忠告はあたった。
陸くんの体調は平気だけど、雷が落ちて、機材にトラブルが出て。マネージャーが機転を利かせてくれて、チャンスに変えられた。
本当に、良かった。これからも、もっと頑張らないとね。
うん、僕なら、大丈夫だよ。