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『あの時は送ってくれてありがとうございました…』
改めて頭を下げてお礼を言えば、二人して顔を見合わせｸｽｸｽ笑う。……なぜ笑う！
若干怒りを込めて二人を睨むと景光さんが教えてくれた。
諸「Aちゃん見てると昔の事思い出しちゃって！」
昔？そんな前に会ったことないよ？
降「やっぱり覚えてないないか。Aが小さかった時、二人組の男達に追いかけられたの覚えてないか？」
小さいとき？二人組？ん〜あったかも…。結構たくさん。←
降「俺達二人で助けた時の事覚えてないか？」
え？二人に？ん〜……
降「じゃあ、俺がその時の事を話そうか」
￣￣￣￣￣
〜回想〜降谷said〜
￣￣￣￣￣
彼女、Aと初めての出会いは俺達が高校生の時。その日は休日だったがちょうど二人とも部活がありその帰りだった。
帰りながら明日は何をするか話していたら曲がり角で１人の女の子とぶつかった。
もちろんその女の子が小さかった時の彼女だ。
諸「っと、悪い。…大丈夫か？」
『あ、…お兄ちゃん！助けて！』
切羽詰まった様子の彼女。少し違和感を感じ大丈夫か声をかけたら、助けを求められる。ヒロと困惑しながら顔を見合わせてどうしようか迷った。
すると、彼女のきた方から走ってくる足音。
その足音を聞いた彼女は俺達の後ろにすぐさま隠れた。
「ﾂ!あぁ、こんなところにいたんだね。さぁ、おじさん達と一緒に行こう。」
彼女の知り合いなのかは彼女を見れば一目瞭然だった。俺達の後ろで震えている。
降「おじさん達この子のなんですか？」
「その子は親戚の子だよ。家に帰る途中で逃げ出しちゃって…」
諸「じゃあ、この子お母さんに電話をしてください。確認をとるので。」
俺達の質問攻めに黙る二人組の男。
最近ここらへんの地区で少女誘拐事件が多発していた。おそらくこの男達が犯人だろう。
今までニコニコしていた男達は態度を豹変させてきた。
「いいからその子を渡せ…ケガしたくないだろ？」
刃物をちらつかせながら脅し、ジリジリ近寄ってくる犯人達。
後ろにいる彼女からは心配したような視線。
諸「もう大丈夫。俺達が助けてあげるからね。」
ヒロが頭を撫でながらニッコリ笑うとまだ不安そうだったけど首を縦にふっていた。
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新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - アリーナ2さん» 夢主が巻き込まれてしまった！！蘭ちゃん見たいに記憶が……どんなふうになるのか気になるけど頑張ってください (2019年5月13日 8時) (
レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ2(プロフ) - 新玲乃音元iqqvyuuさん» めっさ嬉しいです！ありがとうございます！瞳の中の暗殺者頑張ります！ (2019年5月9日 22時) (レス) id: 88cc1f7299 (このIDを非表示/違反報告)
新玲乃音元iqqvyuu(プロフ) - アリーナ2さん» 番外編面白かったです！！ 夢主がまさかの猫の耳や尻尾が凄く可愛いです！リクエストもいい？自分も瞳の中の暗殺者を読んで見たいです！ (2019年5月9日 21時) (レス) id: d271bd57c6 (このIDを非表示/違反報告)
アリーナ2(プロフ) - シンアさん» 長らく返信せず申し訳ないです(>_<)コメントありがとうございます&リクエストありがとうございます！書かせていただきます！頑張ります！ (2019年5月9日 12時) (レス) id: 88cc1f7299 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - リクエストいいですか？瞳の中の暗殺者書いて欲しいです。お願いします…。 (2019年4月22日 21時) (レス) id: f6e4c29514 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アリーナ | 作成日時：2019年3月19日 14時
