【名探偵コナン】なぜか寿命が見える私 ３

ドライブ ページ2

はい、みんなさんこんにちは！
出雲Aです。




前回、カフェでの殺人事件(沖矢さんに遭遇)のあと家に帰ろうとしたら沖矢さんに拉致られました。




沖「拉致なんて…ひどい言いぐさですね。別に他人って程でもないのに…」





いや、私達まだ片手で数えられる程度しか会ってませんよ！





沖「でも秘密は共有していますよ？」





そうですけど！そうですけども！
よかったですね！これが私じゃなかったら本当に誘拐になりますよ！





沖「安心してください。あなた以外は乗せません」





いや、何が？どこを安心していいの？全然安心できない！もう疲れた…帰りたい…





沖「すいません。少しからかい過ぎました。」





もう少しで着くので待っていてください。そう言って運転する沖矢さん。横目で見ると運転する姿カッコいい…





沖「どうかしましたか？」




『え？あ、いや、何でもないです！』




見ていたのがバレて恥ずかしくなる。私今顔真っ赤だ…////




とりあえず恥ずかしいから沖矢さんと反対方向を向くために頑張った。頑張りすぎて首が痛いけど…。




過ぎていく景色を見ているとだんだん車がゆっくりと停まり、着きましたと言われて見てみるとそこはただの駐車場。




？？ここどこ？てか、なんでここ？




車から降りた沖矢さんは助手席の方に回りまたも私の腕を掴んで歩き始めた。途中目を瞑るように指示され大人しくそれに従いしばらく歩く。





目を開けてくださいと言われ目を開けるとそこは…




『！！うわぁ！海だ‼』




目の前に広がるのは大きな海。この前の海以来だね。やっぱりキレイ。





柄にもなく少しはしゃいでいるといつの間にか沖矢さんが近くまで来ていた。




沖「海を見ると心が落ち着きますよね…。


…どうだ？さっきのことなんて忘れていただろう？」




途中で変声機を切って話かけてくれる沖や…赤井さん。周りに人がいないからできることだろうけど…




でも、わざわざこのために…？




確かにさっきまでのことは海を見た瞬間吹き飛んでいた。むしろはしゃいでいたくらいだ。




あぁ、だからここ(海)に来たのだろう。
こんなに小さな気持ちの変化に気づくなんて赤井さんはスゴい。




この後私の気がすむまでここに居てくれた。
帰りの車の中でお礼を言うとニッコリ笑って
どういたしまして。と沖矢さんで返してくれた。

〓→←一応設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す