【APヘタリア】私の彼氏さん『第二幕』

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貴)はぁ…はぁ…


南伊)おい……まだつかねーのかよ！


貴)もう少しだから！てか、ロヴィーノさんも走って！


私は彼の手を引いて、とある場所へと急いだ。


貴)つ、ついたー！


そこは、夕日がとても綺麗に見える場所。


私のお気に入りの場所。


貴)綺麗でしょ？誰にも言ったことがないんだ！


南伊)……


すると、ロヴィーノさんは私の真正面に立った。


そして、とある紙袋を私に差し出した。


貴)？


南伊)は、早く受け取れ！コノヤロー！


貴)ご、ごめん！


私は受け取って、中を出した。


貴)……この入れ物って…


私は恐る恐る、入れ物の蓋を開けた。


中には


貴)指輪だ……


高そうな指輪が入っていた。


まさか、この指輪…


私はロヴィーノさんを見た。


南伊)お前が、大学卒業したら……そ、その……け、けけ…結婚……


貴)!!は、はい！


私は力いっぱいロヴィーノさんを抱き締めた。

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