【APヘタリア】私の彼氏さん『第二幕』

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〜ロヴィーノside


Aの家についたら、


ムシャクシャが段々強まっていった。


ドアノブに手をかけ、容赦無く扉を開ける。


＜ｶﾞﾁｬｯ！＞


貴)……あ、ロヴィーノさん…


なんだ？その反応。


貴)きょ、今日は早いんだね！お風呂入る？


そして、無理した笑顔と喋り声。


南伊)………


俺は苛立って何も返事しなかった。


貴)……ロヴィーノさん？


Aは俺に近づく。


そして、俺の怒りは頂点まで来て


＜ｸﾞｲｯ!＞


貴)!!??……ん！


Aに乱暴なキスをした。


さすがにAも驚いたそうで、


俺を押す。


貴)な、何するの!?


………全然解ってねーな、こいつ。


南伊)………それはこっちの台詞だ。


貴)え？


＜ﾄﾞｻｯ＞


俺はAを押し倒した。


南伊)………昼の奴………………何なんだよ！もう、俺のことはどうでもいいのかよ！


俺は、涙を流しながら、怒鳴った。


良い大人が泣くなんて、みっともなさ過ぎ。


貴)じゃあ、こっちだって言いますよ…


南伊)？


貴)昨日のあれは何だったのですか?


南伊)昨日？


貴)とぼけないで下さい！！


Aは大声を出した。


貴)見たんですよ！昨日、ロヴィーノさんが綺麗な女性と仲つむまじく歩いている姿を！


南伊)………ああ。あれか………


あれは……


貴)別にあなたを束縛はしません！……で、でも………余りにカップルに見えたので……それで……今日…


Aも涙を流した。


こいつも悲しんでたのか。


サイテーだな。


俺…


南伊)………あのさ、……


貴)何ですか!?


南伊)………あれは……昔、近所に住んでたお姉さんだ。


俺が女の正体を言うと、


貴)え？


Aから間抜けな返事が返ってきた

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