skz専属カウンセラー (ページ2)

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YOUside

私の１日はここから始まる

事務所8階

"会議室SK"

大体はこの部屋にいる

カウンセリング室発足当初は

"カウンセリング室"

という表記だったけれど

その表記だと他の人の目が気になって入りにくいという声もあり

現在の表記と変更となった

ちなみにSKとは

straykidsの頭文字SとカウンセリングのKをとっている

おや？誰かやって来たね？

SM｢ヌナ｣

｢スンミナ〜。どうしたの〜。｣

SM｢暇だったから来た｣

｢じゃあ、コーヒー淹れようね。座ってな〜。｣

SM｢うん｣

カウンセリングといっても雑談が多い

そりゃ、ちゃんとカウンセリングをする時もあるけど

雑談こそ治療の1つだと考えている

｢はい、どうぞ｣

SM｢ありがと、あったか〜｣

｢今日寒いもんねえ｣

SM｢ねぇヌナはさ、この仕事辞めたい！って思った事ある？｣

｢そりゃあるよ〜。カウンセラーって自分を振り返らなきゃいけないんだよ。例えば、君達アイドルの苦悩を聞いた時に自分もその苦悩を振り返ってみるの｣

SM｢でも、ヌナはアイドルじゃないから僕たちの気持ちなんてあんまり分からないんじゃないの？｣

｢ここだけの秘密ね？実は私、アイドルやってたんだ｣

SM｢え？！？！｣

そう、私は数年前にアイドルをやっていた

あまり人気はなかったけどね

自尊心や自己肯定感が低過ぎて

自分を追い込んでしまい

遂に身体を壊してそのまま引退したんだ

｢だからね〜、君たちの苦悩は本当に共感できる事が多いんだよ。｣

SM｢衝撃すぎるけど、僕たちの話聞いて昔思い出したりて嫌にならないの？｣

｢そりゃなるけど、共感できる私だからこそ言える事もあると思うし、何より君たちの笑顔が見れたらそれでいいんだよ｣

SM｢ヌナ..,よし、ヌナがアイドルだったことは秘密に出来ないからみんなにバラしちゃお！｣

｢秘密にする感じの言い方だったのに、許しません！｣

SM｢ごめん、ヌナが語ってる時にグループトークでバラしちゃった｣

｢コラ！｣

言うまでもなく

この後すぐ話を聞きつけた

暇なメンバーがドタドタとやってきた

｢全員集合だけど君達そんなに暇なの？(笑)｣