愛玩動物【wrwrd】 (ページ46)

今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:52,470 hit

. ページ46

ci「え、そんなの俺らが貰っていいん…？」

rb「？当たり前やろ仲間と通信とれんで？」

俺と同じ考えだったようでチーノはロボロに困惑一色といった顔で
そう尋ねた。

まぁ見ての通り当たり前だとロボロは言った。

いやこの人ら感覚おかしない？

sn「あのー、ショッピくん寝ちゃったんですけどぉ…」

そう言うしんぺい神の腕にはめっちゃくちゃ静かに目を閉じて寝ている
ショッピくんがいた。

するとその姿を見たチーノが青ざめ始めた。

『え、どしたん？』

ci「ちょ、し、静かにっ！しょっびくん起こしたらめっちゃ不機嫌になって
キレ散らかすんよ…だから起こしたらかん！」

そう小声で言われて納得する。
怒ったら怖そうやもんな。うん。起こさんとこ。

sn「あ、部屋とか決まってる？」

gr「まだやな。」

sn「じゃあ医務室のベットに寝かせとくね。部屋早く決めてよ？」

そう言って寝ているショッピくんを連れて部屋を出て行った。
チーノは何故かそわそわ？している

何やしょんべんか。

『どうしたんチーノ』

ci「…ショッピくんたちについて行ってええかな？」

『…良いんじゃね？』

何故俺に聞くのだろうかと思いつつも悩んだ末許可を出す。
まぁしんぺい神は子供の扱いが得意そうだし良いだろう。

するとチーノは一目散にドアを開けて出て行った。
足音で走っているとわかる。転ばないと良いが

gr「あの二人の所属も決めんとな」

tn「大先生の分も決めるんやぞ？」

gr「情報か遠距離だな。耳も良いようだしどっちもいけると思うが。
どっちも任せるというのは？」

tn「んー、ロボロとキルに相談してみんとかんな」

所属？何の所属だ？
軍＝部隊←配属=所属…？

嫌な方程式ができてしまった。
自分も戦場に出るのかこのか弱いうさちゃんが？？

そんなの無理だ肉食に任せてくれ。と切実に思うがその思いは数秒にして打ち砕かれた。

gr「そう言えばキルは新しい副が欲しいと言っていたな。
狙撃が上手ければ当てよう。狙撃行ってこーい」

そういながらグルさんは立ち上がって俺の背中を押しながら廊下に出るとそのまま広場のような訓練所のようなところに俺を連れてきた。

そして少し離れたところに的になるような赤と白の丸い板が立っていて
グルさんは俺にクロスボウを渡してその板を指差した。

撃てってことか？

そう理解して適当に打つ。
採用されたくはない。

そんな俺の思いとは裏腹に矢は板の中心を射止めた。
マジかよ。

グルさん拍手すんな