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『この前のこと、登坂さんから聞きました。』
「あー…聞いちゃった？」
『…はい、私、それ聞いて、』
「だっせーなって思った？」
『え？』
非常階段の窓から見える澄んだ青い空。
「俺さぁ、自信なくって。そん時。
仕事上、帰りの時間とか不安定だし、
もしAになんかあってもすぐに駆けつけてやれないし。
俺なんかより違う人の方が…Aは幸せなんじゃないか、なんて思ったりもしてさ。」
『そんなことっ…』
「うん、それで、あの日、2回くらいしか会ったこともねぇオッサンに��可哀想��って言われて、
俺、それ間に受けちゃってさ。」
『…はい』
「それで、帰ったらAが俺のこと待っててくれて。
それで、あー、やっぱり可哀想なことさせてるって
思っちゃってさ。」
『でも私…』
「うん、そう。
Aの口から��幸せ��って言ってくれて、
それで俺、何考えてたんだろって思った。
そんな数回会った程度のオッサンに何がわかんだよって笑」
隆二さんはずっと手を握りながら、
ゆっくりと話してくれた。
「…Aとずっと一緒にいたい。」
『…私もです。』
やべー照れる、って少し耳を赤くする隆二さん
「そろそろ戻んないと、」
『はいっ……、んっ』
「こういうのも、いいね」
『み、見られたらやばいですよ！』
2人きりの非常階段、
何だか、悪いことをした気分。
でも、こういうのもいいね、隆二さん。
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オクラ(プロフ) - yumi06300658さん» 初めまして！コメントありがとうございます！素敵なお話と感じていただけてとても嬉しいです(；；)次回作も心を込めて頑張ります！ (2020年11月7日 2時) (
レス) id: 6e93247c1f (このIDを非表示/違反報告)
オクラ(プロフ) - ユキさん» ユキさん、いつもコメントありがとうございます！ユキさんのコメントがとても励みになっていました(；；)番外編、、素敵なリクエストありがとうございます！落ち着いたら書いてみようかな、、(^^) (2020年11月7日 2時) (レス) id: 6e93247c1f (このIDを非表示/違反報告)
オクラ(プロフ) - kotaさん» 初めまして！コメントありがとうございます(；；)楽しんでいただけていたみたいで何よりです(；；)私も隆二くんファンなので隆二くんのお話これからも書いていきますね！新作頑張ります！ (2020年11月7日 2時) (レス) id: 6e93247c1f (このIDを非表示/違反報告)
yumi06300658(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます。次回楽しみにしています。 (2020年11月6日 22時) (レス) id: 127c71edcd (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - オクラさん» 完結お疲れ様でした番外編はあれば読みたいです(*＞∇＜)ﾉ (2020年11月6日 12時) (レス) id: 5f63e3cc55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オクラ | 作成日時：2020年10月10日 13時
