幼馴染みの特権と苦労 [青] ２ (ページ17)

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『じゃあ、とりあえず』

『乾杯』

大倉｢乾杯｣

2人でビールを流し込む

幸せで、思わず顔がほころんでしまう

大倉｢んふ、相変わらずすぐ顔赤なるな｣

『うわ、恥ずかしい』

大倉｢かわええなぁ｣

そこから2人で関ジャ二∞のLIVEDVDを見ながら誰がかっこいい、ここを見てほしいなんてことを永遠に話し続けていた

この時間が一生続けばいい

『ねぇ』

大倉｢おん？｣

『ずーっと2人でさ、こんな風にいようね』

大倉｢…ふはっ｣

私の大好きな笑顔で笑う大好きな人

大倉｢もうええ時間やしさ｣

大倉｢…ベッド行く？｣

そして、子犬のような小悪魔のようなこの笑顔

『ずるいなぁ』

大倉｢え、なにがぁ｣

大人しく抱き抱えられて、ベッドに降ろされる

大倉｢なにがずるいんよ｣

『その顔好きなんだもん、断れない』

大倉｢その言葉も充分ずるいで｣

たくさんのキスが降ってくる

優しく優しく

泣きたくなるほど優しく

夜と一緒に抱かれていった