7話 ページ9
そ「俺もAの歌聞いてみたい」
マジですか?
「私、音痴なんですけど」
絶対にこの2人に聞かせていいものじゃないはず。
偶然まふまふさんには聞かれちゃったけど。
音痴の歌なんて恥ずかしい…。
そ「まふまふだけなんてずるい」
…萌えそで&上目遣いもずるいと思います、そらるさん。
あざといそらるさんに負けた私は地下の防音室に来て、ただいま目の前にはマイクがある状態。
ここまで来たら腹をくくらねば。
やるしかない。
お耳汚しにならないように頑張ろう。
ま「Aさん。さっき僕が聞いた曲でいい?」
「はい」
ま「じゃあいくよー」
私は歌いだした。
曲は
とおせんぼう
これが現在の私の気持ちにリンクして今一番歌いやすい。
まふまふさん本当にすごいよね。
こんな素敵な曲が作れるなんて。
メロディーと歌詞がぴったりと合わさっている感じがたまらない。
そしてなにより歌いたくなるんだ。
歌詞が私の心を代弁してくれる。
心から歌え。
「終わった…。どうでしたか…?って、え!?」
感想を聞こうと2人の方を向くと、
まそ「「………。」」
泣いていた。
なんで!?
音痴すぎたから!?
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作者名:空白 | 作成日時:2019年11月12日 18時