28話 ページ33
まふくんがつぶやきに夢中になってる間に私はそらるさんにある提案をした。
「______。」
そらるさんは提案にいい案だとニヤリと意地が悪そうに笑い、了承してくれた。
そして私はスマホとにらめっこ中のまふくんに話しかけた。
「まふくん、仕方がないから太陽系デスコでコラボするよ」
ま「本当に!?」
「うん。ただし、曲に関しての私の希望を聞いてくれるならだよ?」
ま「わかった!それでいいよ!」
「嘘じゃない?」
ま「もちろん!」
元気の良い返事を聞いた後、私とそらるさんは悪い顔でお互いのほうを向いた。
そして頷き合う。
そ「それで?流れ星からまふへの希望っていうのは?」
「それはね、
.
.
.
まふくんにまふゆちゃんになってもらうことです!」
ま「え"!!??」
イエーイ。
ま「そ、それはちょっと…」
やっぱり渋ったか。
でも、こんなときは…そらるさんがいれば!
そ「男に二言はないよな?まふ」
…そらるさん、黒いオーラが出てる。怖いし圧やばい。
嫌そうなまふくんもこれには逆らえなくて、
ま「…はい」
と答えた。
そう、これが私の提案。
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「そらるさん、コラボでまふゆちゃんに歌ってもらおうよ」
そ「それならいいけど、どうやって?」
「コラボする代わりに私の希望を聞いてって頼むの。援護射撃よろしく」
そ「面白そうだね」
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「ナイスな援護射撃だったよ、そらるさん」
そ「光栄だな」
少し強すぎたかもだけど。
ま「まふゆちゃん…、まふゆちゃん…、まふゆちゃん…(リピート)」
まふくんはよほどショックだったのかずっとぶつぶつ言ってる。
……。
「お祓いする?」
そ「いや、塩でもまこう」
アイアイサー!
私へキッチンから塩を持ってきてそらるさんといっしょに豆まきならぬ塩まきをした。
お祓いは成功したらしくまふくんは我にかえった。
ま「…何散らかしてるんですか!!ここ僕の家なんですけど!?」
そほ「「…そうだったっけ?」」
ま「やっぱり二人ともひどい…!」
気のせいさ。うん。
そ「ほら、録音室行くぞ」
まふくんは強制連行されましたとさ。
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作者名:空白 | 作成日時:2019年11月12日 18時