検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:1,834 hit

2話 ページ4

sideまふまふ




ま「そらるさんの鬼…」






今僕は両手に大量のお菓子が入った袋を持っている状態だ。




なんでこうなったかと言うと、








僕は今日そらるさんと遊んでいた。





でもその途中でそらるさんが
「おい、まふ。なんかお菓子買ってこい」
って。






確かにお菓子僕が食べ過ぎてなくなったけど、僕1人に買ってこさせるってひどいよね!?





嫌だって言ったけど無言の圧に負けた。





でも今どうせそらるさん今寝てるし。



いっしょに来てくれても良くない?









ま「…重い。あの公園で一旦休もう」






「…〜♪…」









えっ!?何!?




今声が聞こえた気がするんだけど!




お化け?お化けなの!?


嫌だ!!怖い!!






でも、荷物が重すぎるから仕方なく公園の隅のベンチにいった。







あれ?






…女の子の声?







ちょっと音は外れているみたいだけど、なんだろう。すごく伝わってくる歌だ。




もっと聞きたい。






もう少し近づいてみよう。






「〜♪、〜〜♪」








…僕の歌?








「〜♪〜〜、〜〜〜♪」









あんなに歌に感情が込められるってすごい。







気づけば僕の頬を涙がつたっていた。









すごい。本当にすごい表現力だ。









でも、夜遅くに女の子が1人公園にいるってまずいよね!?




だって今夜中の12時半だよ!?






そ、そうだ!声をかけよう。




どんな子かも気になるしね。









勇気を振り絞って行こう!僕ならできる!!







「あの、こんな暗い中帰らなくても大丈夫なんですか?」






声をかけるととても驚いたのか、少女の肩がびくっと震えた。
 


驚かせてごめんね?





でも、







無意識なんだろうけど
「まさか、お化け?」
って言うの聞こえたからね!?








お化けじゃないよ!?僕人間だよ!?

3話→←1話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:AtR , 女主人公 , 歌い手
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:空白 | 作成日時:2019年11月12日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。