1話 ページ3
私の名前は内崎Aと言います。
ちょっと学校でいろいろあって精神不安定になってしまい、今、私は自分を見つける旅、親も納得した上での家出の真っ最中なのである。
で、公園で星を眺めてはため息をつくのを繰り返している。
…夜の公園でため息をつく人ってなんか不審者っぽいよね。
ごめんなさい。
でも行くところはない。
だって家出したし。
暇だー。
星を眺めるのも飽きてきた。
…歌でも歌うか。
私音痴だけど。
まあ、誰も聞いてないだろうしいっか。
近所迷惑?
大丈夫。この公園広いから真ん中で歌えば問題ないよ。
それはそうと私は最近歌い手にはまっている。
ボカロに感情がこもっている感じがすごくいいんだ。
何を歌おう?
今の気分だと…あの曲がいいかな?
「…〜♪〜」
私の今の複雑な気持ちを吐き出すように歌う。
「…ふう」
歌いきった…。
歌い終わった後、謎の達成感っていいよね。
私がそんな感じで感傷にひたっていると突然声が聞こえてきた。
?「あの、こんな暗い中帰らなくても大丈夫なんですか?」
うわ!!お化け!!
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作者名:空白 | 作成日時:2019年11月12日 18時