第5話 ページ5
魔戒天浄が発動すると、幻術が解かれたように、周辺の景色が変わっていく。
地底洞窟から元いた林の中へ……
経文が元に戻ると、三蔵は何故かびっくりして固まっているAを、鋭い目で見下ろした。
「…………お前やはり何かを知っているな」
Aは三蔵の目線に気づいてハッとするが、怖くて耐えられず、俯くと
「わ、私は、物心ついたときから、ずっとあそこにいて、その前の記憶が、ほとんど…ないんです。でも、少しだけ、知っていることもありました。」
見下ろす目が怖いと思ったが、それ以上にその目に何故か安心感をおぼえ、Aは自分の知っていること全てを話すことにした。
天地開元経文は全五巻と言われているが、それは上巻で、本来下巻も五巻ある。つまり、天地開元経文は、上下巻それぞれ五巻ずつある。
下巻には魔戒天浄のように発動はできないが、上巻が近くにあると、強制的に発動させたり止めたりすることができる。
下巻は存在すら知られてはいけないため、1人が下巻全てを受け持つこととなっている。それが……
「わ、私です。」
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
天地開元経文について、オリジナル要素が入っていますが、ご了承ください。
原作に入るまで、もう少しだけお付き合いお願いします(笑)
あと設定ややこしくてすみません。
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蒼鈴蘭(プロフ) - SEA さん» ありがとうございます！これからも楽しく見てもらえたら嬉しいです。 (2017年11月17日 23時) (
レス) id: 6d02c817f4 (このIDを非表示/違反報告)
SEA - あわわわ！この作品大好きです！更新頑張って下さい！ (2017年11月17日 16時) (レス) id: 0176f8595c (このIDを非表示/違反報告)
蒼鈴蘭(プロフ) - 玄狐さん» 了解しました。内容が決まり次第、書かせていただきますね。 (2017年9月22日 0時) (レス) id: 96c14fa220 (このIDを非表示/違反報告)
玄狐(プロフ) - リクエスト、お願いします！ 夢主ちゃんと三蔵一行がお化け屋敷に行くお話を読みたいです！(少し季節外れですけど...) (2017年9月21日 20時) (レス) id: 77326f84bb (このIDを非表示/違反報告)
蒼鈴蘭(プロフ) - 銀岬さん» リクエストありがとうございます。了解しました。そのうち書きますね。 (2017年9月17日 23時) (レス) id: 96c14fa220 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼鈴蘭 | 作成日時：2017年8月18日 21時
