九十一話 ページ3
ＮＯside
突如として海兵らの目の前へ現れた白ひげ傘下の海賊たち。
湾内からは大きな水疱を出して浮かび上がるモビーディック号。
予期しない急接近に戸惑う海兵。
白ひげの能力により作り出された大津波。
瞬時に凍らせる青キジ。
現場は大混戦。
中将、大将、隊長、七武海....etc.荒れ狂う。
その名にふさわしい、まさしく頂上戦争。
軍艦と共に落ちてきた麦わらのルフィーとその一行。
更に現場は荒れ狂う。
血で血を洗う大乱戦。
もはやこの地に居る者の命の保証はだれにもできない。
そんな中、気の抜けた欠伸と共に戦地のど真ん中を踏む者１人あり。
「ふわぁ〜、しまった...寝過ごしました。
今は一体どういう状況でしょう.....、上で見た方が早いでしょうか？」
その女、地を蹴り飛び上がり.........、処刑台の鉄を踏む。
「仏さん、ガープさん、お久しぶりです。
戦況を知りたくて...ちょっと失礼しますよ？
あらエース君。随分傷の多いこと。取り合えず顔を拭きなさいな。」
舞踏用の面を付け、誰の心境も空気も読まずにのんびり歩く女に誰もが呆気にとられ意識をそがれる。
「あーなるほど把握しました。
じゃ、私はどうすればいいんでしょう？
エース君の鎖を外してあげればいいのでしょうか......？」
ねぇどう思います？仏さん。
その一言で知将は一気に状況を理解する。
しかし、信じられぬ。
この女は、すべてを捨ててまでこのような事をしでかす奴だったか？
わずかな迷いが隙を生む。
「あぁ、言い忘れてました！
ごめんなさい。私今から裏切ります。」
笑顔で放たれたセリフにセンゴクの拳が向かう。
パキンッ、何かの壊れる音がした。
人々は皆騒ぐ。
『“不死身のA”が復活したッ！！』
センゴクは叫ぶ。
「何故だAッ！！
こんな事をしてどうなるか分かっているのか！！！」
女はゆるりと落ちながら言う。
「どうにもなりませんよ。
最初から、私は自由だったんです。忘れていただけで。」
──唯一見える口元は、不敵に笑う。
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佐倉桜(プロフ) - siriru1さん» ありがとうございます。そのお言葉で私がどれだけ頑張れることか……無事に合格出来た暁にはまた定期更新を再開しますので、気長にお待ち下さい🙇♀️ (2022年3月29日 14時) (
レス) @page19 id: c76bb7a1ea (このIDを非表示/違反報告)
siriru1(プロフ) - 色々と忙しく大変だと思います。あまり無理せず、休める時に休んでください。お話はいつまでも待ちます。お話とても好きです！長文失礼しました。 (2022年3月29日 12時) (レス) @page19 id: 3c1d19563f (このIDを非表示/違反報告)
佐倉桜(プロフ) - みーさん» いつもコメントありがとうございます！セリフ選びとか特に気を付けてるので凄く嬉しいです！！これからも応援よろしくお願いします。 (2022年1月19日 22時) (レス) id: c76bb7a1ea (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 主人公ちゃんかっこいいです✨3大将に向かっての最後のセリフ好きでス！ (2022年1月19日 21時) (レス) @page15 id: 91b6b6a73d (このIDを非表示/違反報告)
佐倉桜(プロフ) - みーさん» お話の続きは今一生懸命考えてるので、もう少々お待ち下さい。めっちゃ面白いの書きます！(＊約束は出来ません)ナイショの話ですがこの主人公ちゃんは私の友人がモデルなんです。褒めて貰えて嬉しい！！ありがとうございます！！ (2022年1月14日 22時) (レス) id: c76bb7a1ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉桜 | 作成日時：2021年12月1日 17時
