四話 ページ6
「この世界の海賊はこんなに弱いのです？」
多少てこずるかもと身構えていたのに、やけにあっさり終わってしまった。
別に私は戦いに喜びを感じるタイプの某戦闘民族ではないのでどうでもいいし、むしろ楽に目的のものが手に入ってラッキーだけれど...
「まぁいいです。
ねえ、貴方がこの船の船長さんですね？
お名前は？お聞きしたいのですが、貴方に懸かっている賞金は幾らなのでしょう。
……なんて、聞こえてませんよね。」
またドジった...
流石にパイロキネシスで船燃やしたのはなかったな、頭に血が上って思いっ切り暴れてしまった。
チビとか貧相とか言われたからってこれはやりすぎ．．．ということはないな。
粛清って大事！
船は半壊。浮力はもうゼロに等しい。
仕方がないのでサイコキネシス使って浮かせているけど、一向に島が見つからない。
どうしよっかなー
「...って、ん?」
１キロメートル先。張り巡らせていたテレパシーの網にある声が引っ掛かった。
「なんて偶然！タイミングばっちりですね。
さてさて意識不明の海賊一行様。海軍の軍艦様へとご案内。」
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佐倉桜(プロフ) - えとーさん» ありがとうございます！！雰囲気を好きでいて下さるのなら、こらからも拘っていきます！ (2021年10月24日 15時) (
レス) id: c76bb7a1ea (このIDを非表示/違反報告)
えとー - 面白い！なんか、うまく言えないけど雰囲気がめっちゃ好きです！！ (2021年10月24日 15時) (レス) id: e63c5fa317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉桜 | 作成日時：2021年9月19日 0時
