二十七話 ページ31
ここはフーシャ村から少し離れたところにある繁華街。
その一角にひっそり佇む酒場...というよりBarに近い店でガープさんと酒を交わす。
と言っても私はお酒が飲めないからジュースで乾杯したけども。
ガープさんとは私がロジャー海賊団にいた頃からの付き合い。
もちろんあの頃は立場の都合上、戦いもしたけど。
戦いが終わった後はよく、飲んでは食ってのお祭り騒ぎをしたものだ。
ガープさんは昔も今も豪快な人だから、酒だ宴だとロジャー船長と一緒にいつも騒いでいた。
特に私は彼と仲が良かった。
彼の人柄は私の好みで、彼もまた、そのようだった。
海賊団が解散してからは互いに都合が悪くて疎遠になっていたが、昨日の昼間にガープさんが「明日帰る」と、なんとも彼らしい簡潔な一報をくれた。
そうして今、２人でBarにいるというわけだ。
「何を黙り込んどる。」
「いいえ、なんでも。貴方が昔と変わってないみたいで安心しました。」
ガハハと快活に笑うガープさんにフフッと小さく笑う。
──さて、本題に入ろう。
「今日は一体何の御用でこちらに？」
「相変わらず察しがいいのぉ」
「もちろんです。だって貴方が来るときはいつも突然。今回は事前に知らせが入ったもんだから驚きました。」
「ん、そうじゃっけ？まあいい、実はの────」
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佐倉桜(プロフ) - えとーさん» ありがとうございます！！雰囲気を好きでいて下さるのなら、こらからも拘っていきます！ (2021年10月24日 15時) (
レス) id: c76bb7a1ea (このIDを非表示/違反報告)
えとー - 面白い！なんか、うまく言えないけど雰囲気がめっちゃ好きです！！ (2021年10月24日 15時) (レス) id: e63c5fa317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐倉桜 | 作成日時：2021年9月19日 0時
