【番外編】超能力者、契約を結んで破る (ページ8)

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８話ページ8

夢主side

仏さんも答えはいつになるか分からないって言ってたし、

私もそんなに早くは決着つかないだろうなって思ってたんだけど……、

『なぜ昨日の今日でマリージョア(・・・・・・・)なんかに呼び出されるんです？

ねぇ、仏さん？？』

『知るかっ！

俺だってこんな特例見た事も聞いたことも無い。

お前一体何したA！！！

というかなぜ俺まで五老星に呼び出されたんだッ！！！』

いや知らないです。

私ガチで心当たり皆無だが？？

五老星もマリージョアも関わったことないし関わりたくもない。

うーん、と考え込んでいるとあっという間に五老星の部屋の前に着いてしまった。

まずは老害ジジイ共と対面しなければならないらしい。

......気が重い。

『大将センゴク、ならびに不死身のA参りました。』

『入れ』

『『失礼します。』』

うっわ、胡散臭そうな爺さんが５人も居る。

ま、そりゃそうなんだけど。

考えを読んでみるとめちゃくちゃめんどくさい事態になっているのを把握。

私の力軍事＆政治利用する気満々じゃないですかやだー

『Aよ、貴様の力...『アッお断りします。』、』

仏さんからの視線が痛い。

私が心読めるの知ってるからって声出さずに苦情訴えるのやめてほしい。

空気読めとか言ってきてるけど嫌なものは嫌なんだもん。

『怖いものはなしか...まぁいい。今日の目的はそれじゃない。

A、おぬしが今から会うお方は本来一般とは交わることのないお方。

ワシらでさえ４年に一度しか会えぬ。

立場をわきまえねば存在が消えることもあり得る。

比喩ではなく、真に消える。心に置いておけ。』

『忠告ありがとうございます。ですが、心配ご無用ですよ。

...それとも、私の行動１つで貴方たちに困ったことでもあるのでしょうか？』

心の声駄々洩れなんだよ！！

めちゃくちゃ焦ってるところをみるに、相当やべぇんだろうな“あの方”。

緊張してきたぁ(震え)