【番外編】超能力者、契約を結んで破る (ページ6)

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６話ページ6

The自暴自棄☆

いやノリ軽いなって思うよね、私もそう思う。

でもさ〜、一応尊敬してたし船長だし？

レイさんとか他の仲間たち守れるなら本望っていうか、むしろ嬉しいからさ。

とりあえず今は、仏さんの顔険しすぎてシワがヤバァな事になってるの面白すぎて笑うの我慢してます。

人間の顔ってそんなことになるんだー

って感じ

なんて下らない事を考えていた時、仏さんがガタンと音を鳴らして立ち上がった。

それから私の方へ歩いてきたと思ったらいきなり肩を掴まれる。

ガシッ！！って音がなりそうなくらい勢い良かったな。

『意味、分かって言っているのか？

政府の“研究内容”について、お前も噂くらい知っているだろう。』

『…それがなんだと言うのです。

仲間たちを守れるなら本望ですよ。』

多分、仏さんは心配してくれてるんだろう。

ごめんなさい、薄情な奴で。

貴方の心配は、今の私に要らないの。

でも、ありがとう。