【番外編】超能力者、契約を結んで破る (ページ3)

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３話ページ3

ロジャーと別れてから私が向かった先は、当時ただ１人の海軍大将・センゴクの所。

目的は、海賊王(・・・・・)のクルーのこれからについて。

船長には笑われた。バカだな、と。

レイさんには叱られた。そんな事しなくて良い、と。

だからこれは、誰からも望まれてないただの自己満足。

海軍本部近海で仏さんの気配をテレパシーで察知した。

じゃ、行きますか〜

【テレポート】

『やぁ、仏さん。お久しぶりですね。』

話しかけた途端にものすごい速さで殴りかかられた。

まぁ受け流して背負い投げたけど。

……咄嗟のことで力加減あんまできなかったしすごい音したけど大丈夫だよね？

『イタタタ……、なんだAか。

背後にテレポートするのはやめろといつも言っとるだろうが。

グッ、背中打った……、』

『ごめんなさい。仏さんの行動が早すぎて手荒になりました。

すごいですね、以前よりだいぶスピードが上がってる。』

『毎度室内に無断で侵入するどこかの誰かさんのおかげでな。』

イヤダワー、ソンナヒトガイルナンテー

………こっちは素直に褒めたのに、仏さんは意地悪だ。

『って、今日は駄弁りに来たんじゃ無いんですよ！

仏さんに、頼みがあってきたんです。あぁいや、頼みというか取引、でしょうか？』

雰囲気を切り替えてそういうと、仏さんの雰囲気も警戒するようなものに変わる。

今回ばかりは、私達の仲といえども簡単にはいかない問題。

さてさて、どうなるかな。