同期の重岡 ページ22
.
「永瀬〜？
ほら、これ。お前の分やから」
「っ、はっ？！
なに、これ。頼んでも無いのに。」
やっぱ。腹痛そうにしとるし。
なんか不機嫌やし。
「ええから、早よ袋開けろや」
そう言うと永瀬が袋を開ける。
「え、これ…。
なんで分かったの…？」
「いやぁ、なんか、
永瀬腹痛いの我慢してんねやろな〜って、
バレバレ。笑」
すると永瀬の顔がどんどん歪んでいく。
「えっ、ちょ、は？永瀬どしたん？？」
「もう〜〜〜〜〜〜〜泣
なんで重岡なんかにわかるのよっっ、っ、泣」
「っへ、！おま、泣くなてもう〜！！
俺が泣かしたみたいになってるやんけ！！！」
永瀬が腕に抱きついてくる。
.
.
.
超嬉しい。
いや、泣いてんねんけど、嬉しい。
可愛いっっっっ、！
「ちょ、泣き止んだ？？
なら薬飲み？」
「うん、っ、」
こいつ鼻ズビズビ鳴らしとる。笑
同期やからって、
こんな姿見せられんねやろな〜。
さっきは可愛いとこ見れて、
嬉しかったんに、急に胸がぎゅーっとなる、、
少しは男としても、
見てくれへんかな。？
続く
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作者名：しげぴのえくぼ | 作成日時：2018年9月22日 15時
