お館様のお子様はのびのびと生きたい。【鬼滅の刃】

肆陸　「体験済みの感情」 ページ47

女将さんに切り火をしてもらい、お礼を言って出発した。

昨日と変わらず炭治郎は箱を背負っている。
その箱を見ると同時に先程出たばかりの藤の花の家紋の家を思い出す。





『.....炭治郎』


「なんだ？」


『分かっていると思うけど藤の家に居る時は箱の件、気を付けて』





藤の家は鬼から救ってくれたから鬼殺隊を無償でもてなしてくれる。
そんな救ってくれた鬼殺隊が鬼を連れていたら戸惑う。

現に私が戸惑ったんだけれども(体験談)

彼は「...分かってる。Aは優しいな！」と笑顔で言ってわしゃわしゃと頭を撫でてきた。
...年上の私がするべきだと思うんだけど、複雑だ()





「おまっ、お前ぇえええええええ！！！婚約者の俺ですら撫でた事がないのにッ！それをお前ぇえええええええ！！！」


『善逸』


「なに！？」


『婚約者(仮)だからな』


「今、そこよくない！？え！？そっちの方が大事かなぁ！？」





善逸の大声と混ざって、伊之助の言葉の意味の問いがあった為、私と友人は投げ出す為に前へ前へと走った(逃げてる)

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