卅参 「慣れ、というものは時に底知れない恐怖がある」 ページ33
頭に???を浮かべながらも元猪頭を見る。
「色白でこじんまりとしていて良いと思う!」叫んだ友人に吹きそう(吹くな)
下を向いて肩を震わせながら耐えていると、名前を叫んだ。
「嘴平伊之助だ!!」
「字はどうやって書くんだ!」
『(耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ)』
字はふんどしに書いてあると言うといきなり倒れた伊之助。
やった...!耐えた!(そこじゃない)
「死んだ!?」
「いや死んでない。脳震盪だ。俺が思いっきり頭突きしたから」
『炭治郎のおでこって頑張れば刀受け止められるんじゃないか...?(失礼)』
割りと本気で思いながら伊之助に寄る。
手拭いで血を拭いて二人から羽織を借りた。
炭治郎たちが屋敷の中に入って私は外に寝かせておいた男の子の元へと駆け寄る。
手を合わせて埋葬をした。
父上が隊士が死んだと報告が入った時に仰った。
決して埋葬をする事を慣れてはいけない、と。
慣れてしまったらそれは命を簡単に扱っている事になるから。
____それはとても哀しい事。
『............慣れる、訳ないですよ....』
ポツリと溢して羽織を着る。
大嫌いな血の匂いが微かにして、首巻きで鼻を隠した。
卅肆 「もう一度言う。煽りという程素晴らしい武器はないと思う」→←卅弐 「混乱の連続」
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夜狐灯 - 空嘘@眠い。さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ頑張ります! (2020年3月4日 23時) (レス) id: 4e4250c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空嘘@眠い。(プロフ) - 面白い!これからも頑張ってください! (2020年2月28日 19時) (レス) id: 973ad159ae (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - るるさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2019年12月7日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月3日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜狐灯 | 作成日時:2019年8月26日 2時