廿捌 「信頼してるからこそのお話」 ページ28
入り口だった筈の襖も開けてたら外に繋がってはいなかった。
猪が居たくらい()
今回の任務は三人を向かわせる程。
ならはぐれたら結構危険性が高まる。
最悪の場合を想像して背筋が凍った。
私と正一くんの手を取りながらガチガチに震えて歩く善逸に声を掛ける。
『善逸』
「なに!?」
『善逸はどこも怪我してないよね?』
「不思議なくらいにね!!!」
『良かった。なら正一くんを守れるな。僕は炭治郎たちを探す』
善逸が固まった。
顔が血の気が引いた様に白くなると静かに早口で言ってくる。
「無理だよ俺弱いって言ったよね!?正一くん守りながらなんて逆に怪我させちゃうよ!?」
『正一くん不安がるから止めなさい。炭治郎は怪我してるんだよ?善逸も聞いた通りに骨が折れてる。この中で一番重傷なのは炭治郎。.....私は炭治郎を失いたくないんだよ。お願い』
小声でそう言うと善逸は"お願い"にやられたのか「〜ッ分かったよぉ!!!」と言ってくれた。
泣きそうな16歳と冷静な少年を撫でて反対方向へ走った。
「善逸さん、男の人が好きなんですか?」
「俺はAが好きなの!!!」
「Aさん男ですよね?」
「そうだけど違う!」
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夜狐灯 - 空嘘@眠い。さん» ありがとうございます!めちゃくちゃ頑張ります! (2020年3月4日 23時) (レス) id: 4e4250c0e5 (このIDを非表示/違反報告)
空嘘@眠い。(プロフ) - 面白い!これからも頑張ってください! (2020年2月28日 19時) (レス) id: 973ad159ae (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - るるさん» ありがとうございます!頑張ります。 (2019年12月7日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
るる - 頑張って (2019年12月6日 21時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
夜狐灯 - ありがとうございます!頑張ります! (2019年11月3日 15時) (レス) id: dcf37bcbea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜狐灯 | 作成日時:2019年8月26日 2時