追跡、、、 ページ15
｢真央ーーー!!!!｣
パープルは空に向かって叫ぶと
空飛ぶスケボーを出すと飛び乗って一気に滑空して行った。
｢くそっ・・油断した・・｣
パープルは遙か先を飛ぶミューを見失わないように
レーダーも立ち上げて追跡をしていた。
｢真央を失ったら・・・俺は・・｣
頭を振って嫌な想像を一旦追いだす。
さらにスピードを上げていくと漸くミューの姿を
射程範囲に入れることが出来た。
｢真央を返せっ！｣
パープルがそう叫ぶとミューはまた触手を左右から伸ばして
ヒュンと音を立てて近づいてきた。
｢同じ手は食わないっての！｣
パープルは左右上下から攻撃してくる２手の触手を
器用に避けて行く。
フェンシング剣を使って切り裂いて首を曲げたり
スケボーを操り少しずつミューに近づいていく。
｢松本さんっ、私の事は気にせず、帰って下さい。
私は大丈夫ですから！｣
真央は目を細めながら必死に叫んだ。
｢ダメだ！俺が連れて帰るんだっ！｣
｢松本さん・・・｣
ミューは新たな触手を出現させながら、掴んでいた真央をふと離した。
｢きゃッ!!｣
｢真央っ!!!!｣
急降下する真央を追って、パープルが軌道を変えてスピードを上げた。
あと数メートルで真央に手が届くところまで来た。
すると、目の前にミューが高速で現れて
真央の腰を掴むと、パープルは動きを止める間もなく
顎を殴られて斜めに吹っ飛ばされた。
｢松本さんっ!!!｣
真央が表情を歪ませて叫んだ時には、パープルの姿は遙か
下へと消えていた。
気を失ったまま、上空を飛ぶパープルを捕らえ
抱き上げた者がスケボーを急旋回して基地の方向へ
向かって一気に加速していった。
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基地へ帰還した、潤と翔が自動ドアを抜けると雅紀が駆け寄って来た。
｢大丈夫だった良かった・・マツジュンも無事で・・｣
安堵の声をあげた雅紀。
｢ごめん・・・真央を助けられなかった｣
｢潤・・・、作戦を練り直そう。その前に少し休んだ方がいい｣
と潤の肩へ手をおいた翔は医務室へと促した。
そこへ険しい形相の小栗がツカツカと靴を鳴らしながら
潤の方へやってきた。
そして、潤へ目がけて拳を振りおろした。
｢…ッて｣
｢小栗さんっ、乱暴はダメだよ・・大丈夫？マツジュン｣
勢いで床に倒れ込む潤を雅紀が助け起こした。
｢言ったよな？真央に能力を使わせるなと・・｣
声を震わせて小栗は一歩前へ踏み出した。
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コアラ(プロフ) - 翔華さん» 嬉しいよ！闇夜翔華さんのイメージ通りイケメンだよ！ (2018年3月31日 17時) (
レス) id: 4de2b22e0f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - コアラさん» あら、本当？嬉しいな＾＾ 和やかな嵐さん大好きだからさ。コアラちゃんの方も楽しみにしてる！不謹慎だけど、闇夜ってちょっとイケメンなんじゃないかって勝手にイメージしてる笑 違ったらごめんね…＾＾； (2018年3月30日 11時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
コアラ(プロフ) - 翔華さん» ずっと戦ってたら体持たないもんね和やかな感じもまた好き！変わるのも楽しみw (2018年3月30日 1時) (レス) id: 4de2b22e0f (このIDを非表示/違反報告)
翔華(プロフ) - コアラさん» ありがとう！しばらくは戦闘は休止で和やかにすごすと思うよ。戦士たちの休息かな？でも気紛れでまた変わるかも（笑） (2018年3月29日 15時) (レス) id: 37eca17cbd (このIDを非表示/違反報告)
コアラ(プロフ) - 更新ありがとう！めっちゃドキドキしてきた！ (2018年3月29日 0時) (レス) id: 4de2b22e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翔華
| 作成日時：2015年1月10日 1時
