その４１：「一日じゅうオフ」とかいう最高の響き ページ44
☆
──その翌朝。
ちょうど試合翌日に当たる今日は、韓国戦で蓄積した疲れを癒すべく、一日じゅうオフの休養日となっている。
そんな中、お馴染みのイヤフォンとブルーライトカット眼鏡を装着したほたるは、自室でパイプ椅子に座って木製のデスクと向き合いながら、端末越しに鬼道から預かったいくつかの映像資料に目を通していた。
サッカーに興味がなさそうなそぶりを見せながらも貴重な休養日をサッカー関連のことに費やすあたり、ほたるもなんだかんだ言って無意識のうちにサッカーに魅了されつつあるのかもしれない。
その証拠に、今だって彼女は熱心に液晶と睨み合いをしながら手足をもぞもぞと動かしている。
「──ほたる、ちょっといいか？」
そして、真剣な眼差しで液晶を見つめること数十分、不意に扉の方から豪快なノック音が聞こえてきたのが分かった。
その直後にほたるの耳に届いたのは、もうすっかり聞き慣れてしまった安心感のある明るい声音。
「はーい……って、円堂くん？」
「よっ！」
イヤフォンを耳から外し間も無くしてドアノブを捻れば、そこには太陽のように明るい笑顔を顔に浮かべた円堂がいた。
「今からみんなで豪炎寺のところに見舞いに行くんだけど、よかったらお前も一緒に来ないか？」
「あ、そうなんだ？ 私でよければ、ぜひともお供させてほしいかも」
「よし、決まりだな！ それじゃあ、準備が済んだらエントランスの方まで来てくれ」
「うん、わかった。わざわざありがとうね！」
「へへ、いいっていいって！」
ほたるは笑みを浮かべたまま円堂に別れを告げると、そのままデスクの上に置いていた端末の電源を落として眼鏡を外した。
「(豪炎寺くん、大丈夫かな。……なーんて)」
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こめこ(プロフ) - 猫宮さん» 返信が遅れてしまい申し訳ありません…！ なんと！ 物凄い偶然ですね…！！ ぜひ、今後とも夢主の行く末を見守ってやってくださいませ( ´ ▽ ` ) (2020年4月22日 16時) (
レス) id: 2935309ddd (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - ウチの考えと夢主ちゃんの考えが一致しとる、すげー((((；ﾟДﾟ))))))) (2019年10月28日 17時) (レス) id: a4825ec2c2 (このIDを非表示/違反報告)
こめこ(プロフ) - くーちゃんさん» コメント並びにお祝いのお言葉、誠にありがとうございます（ ; ; ）全作品を通して更新頻度にばらつきがありますが、これからもそう言っていただけるようなお話が書けるよう頑張って参りたいと思います！ (2019年6月29日 19時) (レス) id: 2935309ddd (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - 殿堂入りおめでとうございます！こめこさんが書くイナイレのお話はどれも面白く、楽しませてもらってます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2019年6月8日 4時) (レス) id: 3f70a533d9 (このIDを非表示/違反報告)
こめこ(プロフ) - 辺銀ヾ(･ω･`*)さん» のわ〜〜辺銀さん！青い鳥の方ではお世話になっております…！ ！応援のコメントありがとうございます、これからものんびりと頑張って参りますね( ´ ▽ ` ) (2019年6月3日 21時) (レス) id: 67fc292324 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こめこ | 作成日時：2019年3月8日 7時
