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*トッポside
「やれ。」
新当主は短く、それだけ言い放つと後ろに控えてた奴が一瞬で階段から飛び降りた。
アクション映画さながらの動きに嘘やろ！？って声が上がる。
そいつは先にエントランスに居ったジャッキー達に襲いかかるのが見えて、
僕らは合流するために駆け出す。
間一髪で避けたエースに、決して離れんと連続で攻撃をしかける。
…下手に離れたらアーセナルが狙うって解ってる戦い方や。
「あんま不意打ちは好きやないんやけ、ど！！」
絶妙なタイミングでジャッキーが横から攻撃を繰り出したのに
それも予想してたんか、綺麗に避けて、
ジャッキーの腹を蹴り飛ばした。
「っ！」
「ジャッキー！！」
蹴り飛ばされて片膝付いたジャッキーに、ジョニーが駆け寄った時、
ようやく俺らも合流できた。
合流したんはええけど、戦闘要員やない僕は後衛でチャンスを伺うしかなくて、
ポケットの中の薬品をいつでも出せるように身構えるしかない。
「お前！！」
ジャッキーが攻撃受けてエースが吠える。案の定、完全にキレてもうてる。
相手は何も言わんと、ぐるっと俺らを見回した。
「エース！！」
マスクを被って、完全に本気モードのガムが棍棒を振り上げる。
エースは体を捻って、避けようとしたけど、
逆に相手に首根っこ掴まれて盾にされてもうた。
「っ！！」
間一髪で棍棒を止めたガム。
敵は掴んだエースを振り回し、そのまま遠心力でぶっ飛ばした。
でも２人が離れた瞬間を見逃がさへん。
アーセナルとマックがほぼ同時に銃で攻撃をする。
決まった。
誰もがそう思った。
せやのに、その弾丸はパーカーのフードを掠めただけで、当たらへんかった。
フードに裂け目が入って、初めて少しだけその目が見える。
我に返ったガムが怒涛の連続攻撃を繰り出す。
さすがの相手も余裕がないんか、徐々に押され始めた。
…せやのに、急にガムの攻撃の手が弱まる。
何かに戸惑うように、逆に防戦一方になってもて…
どこか遠い所で２発、銃声が連続で聞こえて、思わず意識がそれる。
その瞬間、敵は急に反転して、マックに向かって一直線にダッシュした。
あまりの瞬足に、完全にマックは不意をつかれて次の瞬間銃を奪われていた。
マックは相手の顔を見たまま動かへん。
皆の悲鳴みたいな叫び声が聞こえる。
血の気が一気に下がって、頭が真っ白になる。
僕は完全に無意識でポケットにある薬品を相手に投げつけていた。
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おこめ(プロフ) - 名無し39097号さん» コメントありがとう御座います。先日の大阪の地震と仕事の多忙さWパンチで中々書けなく、申し訳なく思ってます…。ゆっくりですが更新していきますので、気長にお待ち頂けると嬉しいです！ (2018年6月25日 21時) (
レス) id: 9bbb71cfd8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し39097号(プロフ) - 更新楽しみしてます。 (2018年6月25日 8時) (レス) id: 57b555248c (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - まぶたさん» まぶたさん、コメントありがとう御座います！一応いくつか書きたいお話はあるので、まとまりそうならまた書かせて頂きますね！＾＾ (2017年9月27日 22時) (レス) id: 9bbb71cfd8 (このIDを非表示/違反報告)
まぶた(プロフ) - 更新楽しみにしてます＼(^^)／頑張ってください！ (2017年9月26日 23時) (レス) id: 2f670dd364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おこめ | 作成日時：2017年4月30日 22時
