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*ジョニーside
今夜の営業も終わって、…ジャッキーから集合がかかる。
ああ、今度はアッチの仕事か…って憂鬱なため息が漏れた。
俺はガムみたいに強ないし、アーセナルみたいに拳銃使える訳やない。
戦う事に関してはほんまからっきしや。
殴られるんも勿論やけど、人殴るんも嫌。
今日も喧嘩してたエースを「店壊さんといてやー」って声かける事くらいしかできん。
ようあんな痛くて怖い事毎日するわ…理解できん。
「……ちゅうのが今回の依頼や。」
「…マックにしてはえらい冒険したやん。相手、プロやろ？」
いらん書類をシュレッダーにかけながら、にやっと笑ってアーセナルがマックを見た。
ここにも血の気が多いのが１人。
トッポは我関せずでゲームしてる。ちょっと元気ないのが気になるけど。
「確かにハイリスクではある。せやけど少人数っていうのと、ギャラも良さそうやしな。」
「一部とは言え、天下の傭兵集団相手にしたっていう事実は確実に俺らの名前を上げる…
そしたらもっと裏の情報が入ってくる…ちゅう事や。」
マックがいつも通り無表情で淡々と説明して、
「どうする？」って付け足した。
俺らの中の絶対“８つの掟”…の２番目、多数決。
１つでも情報が欲しい俺らは、結局全員一致でその依頼を受ける事になった。
せや、平和主義でヘタレの俺がこんな事してる理由はたった１つ。
あの子が消えた時、また裏切られたって絶望して、
なーんもやる気になれんと、自暴自棄になってたら共同経営持ちかけられて、
結局そいつにも裏切られて俺のとこに残ったんは借金だけやった。
最後には俺の周りには誰もおらんようになる。
生きてて意味あんのかなって考えてた時、ジャッキーに再会して
マックと一緒に探しててん、一緒に来いって言われてちょっと救われた。
せやけど、俺の時間はあの日、あの子が消えた時のまんま止まっとる。
演技で笑顔作る事もあるけど、心から笑った事なんてほとんどあらへん。
ここの皆は大事や。俺が家族って呼べる大事な人ら。
せやけど、あと１人おらな揃ってへんもん。
拭いてた皿をため息をつきながら棚に直してたら、
エースのほんっま辛気臭い奴やの…って舌打ちが聞こえた。
「要はそいつらシバいたったらえんやろ？
もうええ？ちょお出てくるわ…朝まで戻らんからよろしく。」
色気たっぷりに笑って部屋を出て行くエースの背中を見送って、
その日の会議は終了した。
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おこめ(プロフ) - 名無し39097号さん» コメントありがとう御座います。先日の大阪の地震と仕事の多忙さWパンチで中々書けなく、申し訳なく思ってます…。ゆっくりですが更新していきますので、気長にお待ち頂けると嬉しいです！ (2018年6月25日 21時) (
レス) id: 9bbb71cfd8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し39097号(プロフ) - 更新楽しみしてます。 (2018年6月25日 8時) (レス) id: 57b555248c (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - まぶたさん» まぶたさん、コメントありがとう御座います！一応いくつか書きたいお話はあるので、まとまりそうならまた書かせて頂きますね！＾＾ (2017年9月27日 22時) (レス) id: 9bbb71cfd8 (このIDを非表示/違反報告)
まぶた(プロフ) - 更新楽しみにしてます＼(^^)／頑張ってください！ (2017年9月26日 23時) (レス) id: 2f670dd364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おこめ | 作成日時：2017年4月30日 22時
