ヒ ミ ツ の関係 。 ［ 夢川ショウゴ ］

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ー 放課後 ー


｢ ごめん！遅れた！ ｣



ショウゴ｢ あぁ ｣





…怒ってる？？






もしかして昼休みの？？


いや元から機嫌悪かった？？？




｢…｣



ショウゴ｢…｣









気 ま ず い 。








今まではこんな事無かったのになぁ…。



というかずっと笑って過ごしてた。


ショウゴが楽しそうに話すから、自然に笑顔になって…









あれ、





私、ショウゴが笑ってたから笑ってたの？




じゃあ今はショウゴが怒ってるから私は笑わないの？？









流されやすくね私…(？)







この空気は耐えられない…


からといって話題もない…






どうすれば…！！






｢ この前のライブみたよ ｣


ショウゴ｢ そうか ｣




…





｢ かっこよかったよ ｣


ショウゴ｢ あぁ、ありがとう ｣






…








なんというか…









KO







WA






I






ショウゴってこんなに怖い人だったの？！


ていうか私ショウゴのことどんなイメージ持ってたんだっけ！？







｢ 怒ってる…？ ｣






ショウゴ｢ は？ ｣









いやぁああ！！睨まないでごめんなさいごめんなさい…




どうしろと言うのよ。








｢ ごめん… ｣




ショウゴ｢何が｣







｢ だって、前までは会ったらすぐ声掛けてくれたのに最近…その、冷たい…と言うか…なんか…接しにくくなった ｣



｢ あ、いや！私が悪かったら謝るし、ちゃんと反省もするから、何が気に食わなかったのか教え…て…ほ、し…い ｣







自分でも驚くぐらい声が震えていた。





多分嫌われるのが怖いんだと思う。



ショウゴともこれまでか…。









と、思ったら頭の上に何かが乗った。


｢ …？ ｣





ショウゴ｢ ごめん、お前が悪いわけじゃないんだ。俺が勝手にキレてただけで｣









ショウゴは私の頭を優しく撫でながら言った。








ショウゴ｢ 最近、お前と噛み合わないこと多かったりして、距離置いてたんだ。そしたら今日昼休みにお前の声がして｣




｢ ？ ｣





ショウゴ｢ コヨイのこと…好きなんだって？ ｣




｢ へ？ ｣








なんか物凄く寂しそうな顔で言われても可愛いとしか言えないんだけど…。





こんな所でもあざといキャラ作ってどうすんのショウゴくん…。







可愛い。

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