> 34 ページ35
「 ゆいちゃんの言う通り、ショウゴの事が好きだよ 」
私がそう言うとゆいちゃんは『どこがいいの?!』『あんな奴好むとか見る目ない!』…とか、色々暴言を吐いてきた。
ゆい「 …まぁでも、言ってくれてユメ嬉しい。私はAちゃんが大好きだから、応援する! 」
…本当にいい子だなあ。
私もゆいちゃんが大好きだよ。
ゆいちゃんになら、言ってもいい気がする。
私はゆいちゃんの言葉を信じ、ショウゴの事を話し始めた。
「 私、ショウゴと付き合ってるの。1年の時から 」
「 これは学園でバレたらいけないことになってるし、バレたら即別れる決まりになってるんだ 」
ゆい「 はぁ?!何で?! 」
「 …ファンの子をガッカリさせたくないんじゃないかな。でもね、アイドルとして頑張るショウゴを見守るの嫌なわけじゃないんだ。寧ろ応援してる 」
「 …だけどね、今日喧嘩しちゃって。私、酷い事言っちゃったんだ。アイドルとして頑張るショウゴを応援するって決めたのに… 」
ゆい「 お兄ちゃんはなんて…? 」
ゆいちゃんは心配そうに話を聞いてくれた。
ケーキが来たのに、一口も食べようとしてないんだから、相当心配してくれてたのかな。
「 今までね、バレないように放課後会ってたの。…でも、それもやめることにしようって 」
ゆい「 そう…なんだ。お兄ちゃんが… 」
「 私が謝ればいいんだけどね…何だかモヤモヤして 」
私は昼休みのショウゴのことを話した。
もちろん喧嘩の原因の私が言った酷い事、酷い態度の事も。
ゆい「 んー…付き合ってるなら、それは思ってしょうがないと思うよ? 」
ゆい「 でもお兄ちゃんがいくらファンを大切にしてたとしても、そこまで言うとは思わないんだ。きっと、お兄ちゃんには他の思いがあったと思う。 」
ゆい「 少なくとも関わりたくない。なんて思わないはずだよ!絶対に。 」
ゆい「 だってお兄ちゃんもAちゃんが大好きだからね! 」
ゆいちゃんと話してると自然と気が楽になる。
…本当にゆいちゃんには感謝だ。
「 …ゆいちゃん、ありがとう 」
気付いたら私は涙を流していた。
「 本当に…ありがとう 」
ゆい「 ううん!仲直りできるようにユメ願ってるよ! 」
今日はゆいちゃんにいっぱい助けられた。
今度何かお礼しないとだな。
77人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れなっち - 私は、Withのショウゴ君が大好きでいつも夢中で読んでます(笑)。新しく更新されるのが楽しみです!これからも、頑張って下さい!! (2018年4月3日 20時) (レス) id: 88156fc748 (このIDを非表示/違反報告)
沙夜 - 明けましておめでとうございます!今年も楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2018年1月1日 23時) (レス) id: 1e2d0bec84 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 可愛い男の子が大好きな兎♪さん» わざわざコメントありがとうございます!こちらこそリクエストありがとうございました!内容がグダグダになってしまい申し訳ないです…。これからもよろしくお願いします! (2017年12月5日 23時) (レス) id: 381b3b948f (このIDを非表示/違反報告)
可愛い男の子が大好きな兎♪(プロフ) - リクエストに答えて頂きありがとうございました!ショウゴ君、すっごく可愛かったです!これからも頑張って下さい♪ (2017年12月4日 23時) (レス) id: fc5d0f6652 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 可愛い男の子が大好きな兎♪さん» コメントありがとうございます!楽しんで読んでいただけているようで嬉しいです!リクエストありがとうございます…!了解致しました!ご期待に添えられるよう、努力しますね! (2017年11月27日 23時) (レス) id: 381b3b948f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おこめ | 作成日時:2017年11月24日 0時