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『 …そっか 』
男の子はそう言いながら下を向き、鞄を机に置いた。
『 かっこいいんだろうね。きっと 』
「 うん。すっごくかっこよくて、優しくて。いい人だよ 」
『 そっか…それは良かった! 』
男の子はそう言い、私に笑いかけた。
「 でもね、告白されたの君が初めてだったから…本当に嬉しかったんだ。…さっきは驚きすぎて何を言えばいいかわからなくて。ごめんね 」
『 ううん…そんな… 』
「 君が良かったら、また仲良くして欲しい 」
『 …え? 』
自己中すぎるよねごめん…
「 その…今日の事がきっかけで気まずくなるのが嫌…だから。今まで通り、話したいなって 」
『 うん…わかったよ。…Aちゃん 』
「 ? 」
『 来てくれて嬉しかった。ちゃんと話もしてもらえてスッキリしたよ。Aちゃんの恋愛、応援してるからね! 』
…なんて優しいんだこのお方は…
「 ありがとう…!じゃあ、また明日ね! 」
『 うん!また明日! 』
男の子は清々しいほど綺麗な笑顔で私に手を振ってくれた。
素敵なお友達に恵まれて私は幸せ者だなあ…。
「 よし、ショウゴの所に戻ろう 」
私は待ってくれているショウゴの為に全速力で走った。
・
・
「 ただいま〜… 」
ショウゴ「 おぉ、おかえり…って、走ってきたのかよ 」
「 だってショウゴ待たせてるし… 」
ショウゴ「 別にいいのに 」
あー…
拗ねてるこれは。
「 ショウゴ、ハグしようぞ! 」
ショウゴ「 え?急にどうした 」
「 ショウゴとハグしたいからに決まってるだろ! 」
彼女からの好意は素直に受け取りましょうよショウゴさん…
ショウゴ「 はいはい…ほら、来いよ 」
ショウゴは壁に寄りかかり、座りながら手を広げた。
…なんだか心做しかめんどくさがっているのは気のせいかな
「 えいっ 」
座っているショウゴ目線に合わせ、しゃがんだあとに私は思いっきりショウゴに抱きついた。
ショウゴ「 いたっ!、? 」
勢いが良すぎたみたい…
・
・
ショウゴ「 あのー…Aさん、いつまでこの体制続くんですか 」
「 んー…あと3分 」
ショウゴ「 もう10分もこのままだぞ…」
とか言いながらもショウゴはちゃんと私の背中に手を回し、ハグしてくれている。
「 好きだよショウゴ 」
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れなっち - 私は、Withのショウゴ君が大好きでいつも夢中で読んでます(笑)。新しく更新されるのが楽しみです!これからも、頑張って下さい!! (2018年4月3日 20時) (レス) id: 88156fc748 (このIDを非表示/違反報告)
沙夜 - 明けましておめでとうございます!今年も楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2018年1月1日 23時) (レス) id: 1e2d0bec84 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 可愛い男の子が大好きな兎♪さん» わざわざコメントありがとうございます!こちらこそリクエストありがとうございました!内容がグダグダになってしまい申し訳ないです…。これからもよろしくお願いします! (2017年12月5日 23時) (レス) id: 381b3b948f (このIDを非表示/違反報告)
可愛い男の子が大好きな兎♪(プロフ) - リクエストに答えて頂きありがとうございました!ショウゴ君、すっごく可愛かったです!これからも頑張って下さい♪ (2017年12月4日 23時) (レス) id: fc5d0f6652 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - 可愛い男の子が大好きな兎♪さん» コメントありがとうございます!楽しんで読んでいただけているようで嬉しいです!リクエストありがとうございます…!了解致しました!ご期待に添えられるよう、努力しますね! (2017年11月27日 23時) (レス) id: 381b3b948f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おこめ | 作成日時:2017年11月24日 0時