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監督生報告会が近づく翌日のこと。
私は授業を一通り終え『いつもの場所』に訪れていた。この場所はクィディッチ競技場の裏にあり、豊かな自然に囲まれている。
ずっと読んでいた『闇の魔術に対する防衛学』の本を閉じて背伸びする。
「、疲れた、」
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マグル学の帰り道。
「あー、お腹空いた」
YR「何食べる？シェパーズ・パイとかどうよ」
「めっちゃいいじゃん！」
ここホグワーツのシェパーズ・パイは美味しいと評判だ。
私たちはいそいそと食堂への階段を降りる、その時。
生徒「あ！！監督生の方ですか？」
階段を駆け上がってきた生徒の一人に声をかけられる。
「はい、、そうですが、」
そう言うと生徒はホッとした顔になる。着ているローブの色は、赤。グリフィンドールの生徒だろう。
生徒「スリザリンと揉めてるんです！！！来てください！！！！」
げ。
最悪だ。
今からせっかくのご飯タイムだというのに、事件に出くわしてしまったらしい。
ユリに「先に食堂行っといて」と言って、仕方なく私は生徒の後について行った。
廊下に出ると、人だかりだできていた。
ったく、誰か止めなさいよ、、。
「監督生です、通しなさい」
胸の監督生バッジを掲げ、人だかりをかき分ける。
集まりの中心では、緑のローブの生徒と赤のローブの生徒が向かい合っていた。
赤ローブの生徒はずっと口をパクパクさせているが声が出ていない。
緑ローブの生徒は硬直して動けないようだ。
2人とも手には杖。
私の中に嫌な予感が芽生える。
この子達、もしや、魔法を使ったんじゃ、、。
ここホグワーツは廊下での魔法の使用は監督生が取り締まる以外は固く禁じられている。新入生だろうか、？だとしてもこれは重大なルール違反だ。
「エクスペリアームス(武装解除)！！！」
2人の杖が飛ぶ。
2人から武器を取り上げる。
飛んできた杖をまとめてポケットにいれると、2人に近づいた。
「、魔法を使いましたね？」
そう尋ねると、グリフィンドール生は下を向く。
これが答えなのだろう。
「誰か先生を呼んでください」
私がそう言うと数人かの生徒が走り出す。
「関係ない者は戻りなさい、通行の妨げになります」
その声で群衆が散る。ゆっくりと2人に向き合うと、小さな声でグリフィンドール生が「、すいません、」と言った
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ROA(プロフ) - こちらの作品めちゃくちゃ好きです！更新楽しみにしてます(*^^*) (2023年4月23日 16時) (
レス) id: 2218b93292 (このIDを非表示/違反報告)
pomumu(プロフ) - 更新楽しみにしてます♡頑張ってください！ (2023年3月4日 21時) (レス) id: 04afad25a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたん。(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます♪ (2023年3月4日 8時) (レス) @page47 id: bf8bcb5a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2023年2月24日 1時
