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ユリに連れられやって来たのはレイブンクローの談話室。
ブロンズ色の鷲のドアノッカーが私達に質問をする。
『不死鳥と炎、どちらが先か？』
レイブンクローの寮に入るにはこの謎に答えなければならない。
「円には始まりがない。」
そう答えるとドアが開いた。
広々とした円形の談話室には数人の生徒がおしゃべりを楽しんだり課題をしたりしていた。みんな私たちが来ると、ぺこりと頭を下げたりする。
私の監督生バッジを見た下級生のグループが席を譲ってくれたので私たちはお礼を言ってそこに座った。
YR「レヴィオーサ」
ユリがそう唱えると紙とペンが浮遊しながら私たちの机に向かってくる。ユリはそれを掴み、紙にグリフィンドール、スリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフと書いて説明し始めた。
YR「まず、我がレイブンクローの監督生は、A。そしてキム・ナムジュン先輩。」
ユリの綺麗な字でスラスラと紙に名前を書かれる。
YR「次に、ハッフルパフ。チョン・ホソク先輩、キム・テヒョン君」
「んで、グリフィンドールはソクジン先輩だったよね」
YR「当たり！」
キム・ソクジン先輩は、グリフィンドールの監督生。彼とは図書館で知り合った。私の監督生バッジを見て声をかけてくれたらしい。7年生である彼は良い意味で監督生っぽくない。親父ギャグを連発するので会うたびに毎回場が冷える。夏は冷房代わりになりそうだ。また彼は自身のことをWWH、ホグワーツ・ワイド・ハンサムと名乗っている。
YR「それと、今年から特例で監督生になった、ジョングク君。」
チョン・ジョングク君。
彼は通常よりも1年はやく、4年生にして監督生となった天才的な生徒だ。テストの点などは散々らしいが、天性の魔術を扱う力により、異例の監督生就任となった。
YR「ジョングク君、かわいいよね」
「ごめん顔は知らない」
ユリの顔が引き攣る。
だって、別に興味ないんだもん、。
YR「ジョングク君はね、、うさぎみたいな顔立ち。」
「うさぎ、、」
私の頭の中でうさぎがぴょんぴょん飛び跳ねる。
確かにかわいいな。
YR「ジョングク君はクィディッチの選手もしてる。ここ最近、グリフィンドールがずっと強いのはジョングク君の力。」
私の頭の中で、箒に乗ったうさぎがクアッフルをぶん投げる。
可愛くない気がしてきた。
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ROA(プロフ) - こちらの作品めちゃくちゃ好きです！更新楽しみにしてます(*^^*) (2023年4月23日 16時) (
レス) id: 2218b93292 (このIDを非表示/違反報告)
pomumu(プロフ) - 更新楽しみにしてます♡頑張ってください！ (2023年3月4日 21時) (レス) id: 04afad25a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたん。(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます♪ (2023年3月4日 8時) (レス) @page47 id: bf8bcb5a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2023年2月24日 1時
