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4 ✩⡱ ページ44

次のクィディッチの試合まであと2日。次の試合は、ハッフルパフ対スリザリンだ。ホソク先輩やテヒョン君、ジミン君、そしてユンギ先輩も出場する。もちろん見に行きたいのだが、ユンギ先輩の顔を見るとあの日の冷たい目を思い出して悲しくなるため私はあまり乗り気ではなかった。


あの日から気持ちはずっと沈んだままだ。仲良くなったつもりでいたのは私だけだったのだろうか。





そして、そんな気持ちを癒してくれるシュガに会いにいつもの場所に来ている。まあ、シュガがクィディッチの試合期間になると来ないのは分かっているのだけど、。手にした校内新聞を見る。表紙には大きくジョングク君が写っていて笑顔で手を振っている。最近、ヌナっ子になったジョングク君。彼こそ一体何があったのか、。そう思っていると後ろからカサリと草を踏む音がする。振り返ると、ずっと会いたかった白猫の姿が見えた。


「シュガ!!」


シュガはのそのそと近づいてくる。


「もう、どこ行ってたの!!!会えなくて寂しかったんだから、」


そう言ってシュガを抱きしめる。ふわふわの毛並みが気持ちいい。シュガが「にゃおーん」と嫌そうにモゾモゾと動くから地面に降ろしてあげる。


「せっかく会ったのに冷たいなぁ、、あの人みたい」


シュガは私の言葉にいつも通り耳も傾けず、膝に寝転ぼうと近づいてくる。が、突如、動きを止めた。


「シュガ、?」


ジロリと置いてある校内新聞を眺めるシュガ。写真のジョングク君を見ているのだろうか。さすが、猫にも人気みたいだ。


「あ、ジョングク君が気になるの?ジョングク君はね、」


突然、新聞を引っ掻き始めるシュガ。


「ちょ!!!シュガ!!!!」


慌てて新聞からシュガを引き離した時はもう時すでに遅し。新聞はシュガの爪で八つ裂き状態だった。


「あー、、もう、、何してるの、!!!」


シュガを睨むが、シュガはシュガで機嫌が悪そうに「フーッ」と鳴いている。何がシュガの地雷を踏んだのかは分からないが、シュガはそのまま走って行ってしまった。

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ROA(プロフ) - こちらの作品めちゃくちゃ好きです!更新楽しみにしてます(*^^*) (2023年4月23日 16時) (レス) id: 2218b93292 (このIDを非表示/違反報告)
pomumu(プロフ) - 更新楽しみにしてます♡頑張ってください! (2023年3月4日 21時) (レス) id: 04afad25a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたん。(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます♪ (2023年3月4日 8時) (レス) @page47 id: bf8bcb5a74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆずこしょう | 作成日時:2023年2月24日 1時

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