2 ☆*。 ページ38
ついに試合の日がやってきた。ドキドキした気持ちを抑えて寮の前で待っていると、ソクジン先輩とナムジュン先輩が迎えに来てくれた。
SJ「ヤー、ほんとに楽しみだよ!!!まさか2人と試合見れるなんてね!!!」
いつにもなく楽しそうなソクジン先輩。隣のナムジュン先輩もにこにことえくぼを作りながら「スポーツ観戦なんて久しぶりです」と言っている。
私も今まで興味がないの一点張りだったが、いざ観に行くとなると緊張半分、楽しさ半分という感じだ。
NM「僕、このためにクィディッチのルール勉強したんですよ」
そう言ってナムジュン先輩が見せるのは『クィディッチルールブック』。さすが、首席。どんな時でも勉強を欠かさない。
SJ「ヤー、それだと僕がいる意味ないじゃないか!!!せっかくかっこよく解説しようとしたのに!!!」
NM「ヒョンは居てくれるだけで楽しいですから大丈夫ですよ」
その言葉を聞いてあからさまに機嫌が良くなるソクジン先輩。その耳はうっすら赤い。
そんなやりとりをしていると競技場に到着した。
「うわぁ、すごい人、、。」
競技場は赤、青、黄、緑、と色んな色のローブを着た生徒で賑わっている。すごい、こんなに人気なんだ、。
SJ「ささ、席はこっちだよ」
ソクジン先輩が案内してくれたのは、競技場の一番上の席だった。
SJ「ここだとよく見えるからね」
NM「すごい、!ヒョン、どうやってこんな席押さえたんです?」
SJ「なぁに、ホグワーツ・ワイド・ハンサムの僕なら簡単だよ」
よくわからないが、WWHの権限で良い席にあやかれた私たちは着席する。
今日の試合はグリフィンドール対レイブンクロー。
SJ「うちのジョングガは最強『シーカー』だからね」
「『シーカー』、?」
SJ「もしかして、Aちゃん、『シーカー』、わからない?」
「、すいません、、勉強不足で、、」
申し訳なさそうにそう言うとソクジン先輩は、いつも通り窓拭き笑いを響かせてから説明しようと口を開く。
SJ「『シーカー』っていうのはね、、」
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ROA(プロフ) - こちらの作品めちゃくちゃ好きです!更新楽しみにしてます(*^^*) (2023年4月23日 16時) (レス) id: 2218b93292 (このIDを非表示/違反報告)
pomumu(プロフ) - 更新楽しみにしてます♡頑張ってください! (2023年3月4日 21時) (レス) id: 04afad25a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたん。(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます♪ (2023年3月4日 8時) (レス) @page47 id: bf8bcb5a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずこしょう | 作成日時:2023年2月24日 1時