白蛇、時々、白猫。

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YR「ふーん、事件解決ってわけね」


ジョングク君に報告した後、私はユリにことの顛末を話していた。


YR「でもなんでそんなに浮かない顔してる訳よ」


ユリの言う通り、解決した筈なのに私の気持ちは少し陰っていた。


「いやさ、、白蛇はこれを分かってたってことか、と思うと、、」


恐らくだが、白蛇があの場であんな風に敵意剥き出しで反対したのは元々グリフィンドールに非があると分かっていたからなのだろう。ということは、白蛇はあの事件をしっかり見ていたのかそれとも推測したのかのどちらかになる。


YR「確かに謎だ」


「ほんとに、、なんなのあの白蛇、、」


YR「白猫先輩に聞いてみたら？」


「え」


YR「やっぱり本人に聞くのが一番でしょ」


「いや待ってそんなに簡単に聞ける相手とでも、？」


こんなこと露骨に聞いたら、「あ？」って返ってきた後めっちゃ睨まれそうだ。


YR「でもさ、白猫先輩はあんたを貶めたいとか虐めたいんじゃなくて、ちゃんとあんたに成長して欲しくてわざと厳しい態度を取ったわけじゃん？じゃあ、怖い人ではないと思うのよ」


確かに、、そうなんだけど、、。


「、、いや、、やっぱ、、でもさ、」


態度悪かったのはなんかやっぱり怖いし、今まで散々悪く思ってきた罪悪感もあるので会いづらい。


YR「でも、あんたどうせ白猫先輩に会わなきゃだよ」


「え、なんで」


YR「あんた自分で言ってたじゃない？解決したら俺のところまで報告に来いって言われたって」


そういえば。


「、最悪、」


YR「ファイティン」

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