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この白猫、シュガとは私が1年生の時に出会った。初めてこの場所に訪れた時、彼が現れたのである。真っ白くて艶やかで砂糖みたいな毛並みが綺麗で、シュガと名付けて可愛がっていた。シュガには、私が嬉しかったことや辛かったこと、いろんなことを話してきた。特段、反応がある訳ではなかったけど、いつも変わらず私の膝の上で寝るシュガに私は密かに癒されていたのである。
「シュガは今日もふわふわだね、」
シュガを撫でていると、だろ？とでも言いたげな顔をされる。
「シュガは、毎日楽しい、？」
思わず飛び出た私の鬱な問いかけにシュガはいつも通り何も答えない。
「私はさ、なんか疲れたんだよね、、」
さわさわと草が風に靡く。目頭が熱くなってきた。
「贅沢だってわかってるんだよ？、我ながら成績も良いし、みんなが羨むポジションだし、素敵な友達もいるし、先輩は優しいし、、。、」
シュガは私の言葉に興味なんて無さそうに毛づくろいをしている。涙がほろりとスカートに染みる。
「『正しい』ってなんだろうね」
そう言うとシュガは私のことをしばらく見つめてからそっと近づいてくる。そのままゴロリと私の膝に横になった。
私が戸惑っていると、いつも通りはやく撫でろと言わんばかりにこちらを見てくる。そのままゆっくり撫でると気持ち良さそうに目を瞑った。
猫の言葉がわかるわけではないけど、なぜか心がふわりと軽くなる気がした。
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ROA(プロフ) - こちらの作品めちゃくちゃ好きです！更新楽しみにしてます(*^^*) (2023年4月23日 16時) (
レス) id: 2218b93292 (このIDを非表示/違反報告)
pomumu(プロフ) - 更新楽しみにしてます♡頑張ってください！ (2023年3月4日 21時) (レス) id: 04afad25a3 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたん。(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます♪ (2023年3月4日 8時) (レス) @page47 id: bf8bcb5a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆずこしょう | 作成日時：2023年2月24日 1時
