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月島と昼休み2 ページ4
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昼休み、山口は用事だか何かで何処かへ行ってしまった。自分自身、山口以外とは、特別喋る訳じゃない。
教室で食べるのも嫌だし、だからと言って食堂で食べるのも、気が進まない。だから、弁当を持って、何処か静かに食べれる場所は無いか探してたけど、
今となったら、そんなことしなければ良かったと思う。
「げっ…月島」
よりによって、ぶつかった相手がAさん。
多分、今日はついてない。
あからさまに眉を潜め、嫌そうな顔をしている。見た感じ一人。相変わらず、ふざけた事を言うAさん。足を踏むと案の定怒った。
本当、単純馬鹿。
そういう馬鹿な事してるから後輩に舐められるんだよ…
同級生だったら、そう言ってたかもしれない。
まぁ…でも、Aさんが烏野に通ってるのを、自分だけが知ってるってことには、
ほんのすこし、
優越感を感じたかもね。
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作者名:チヨ | 作成日時:2019年10月5日 21時