TAKE１７ 本丸定期放送 ※会話文 ページ22
「始まったな、第三回本丸定期放送。司会は私、審神者と」
「にっかり青江がお送りするよ。」
「ここでは皆から寄せられた様々なお便りを読み上げ、アドバイスをする。
にっかり青江、よろしく頼む。」
「ふふ、はいはい。さて最初のお便りは……。ペンネーム『驚きの白さ』さんからだね。」
「驚くほど分かりやすいな。」
「なになに？『スーパーボールは経費で落ちますか？』だってさ」
「いくら言っても落ちないからな」
「残念だったね、鶴……」
「それはいけない」
「おっと、これは失礼」
「鶴丸のことはいいから次のお便りを読んでくれ」
「君も人の事は言えないと思うけど。次はペンネーム『緑の槍』さんからだね」
「いい加減隠す気はないのか？！ペンネームの意味がないだろう！」
「槍で恰好が緑色と言えば彼しかいないからねえ……。えー、お便りは何かな。
『よく地味だと言われるんですが、どうすればもっと個性が出るでしょうか？』おや、まともな相談なんだね」
「今まで碌に相談らしい相談が来なかっただけだろう。まあ、地味だというのも一つの個性だと私は思うがな。誰だって個性が無いわけじゃ無い。むしろ個性が無いこともひとつの個性だからな。あまり気にする必要は無いだろう。」
「慰めに行ったと思ったら止めを刺している」
「何を言っている。おてぎ……」
「『緑の槍』さんだよ」
「あっ、すまない。緑の槍さんが地味だとか言っている訳じゃないんだ。」
「初の誉を捕ったとき、満面の笑みで敵の大将首を引っ提げて帰還したことは誰も忘れていないよね。『俺、初めて誉を取ったんだ！』って目を輝かせていたの、僕も見たよ」
「本丸で目立たないと言われるなら、戦場で目立つ存在になればいい。
そうだな、また大将首を持ってきてくれてもいいぞ。大歓迎だ。」
「あの後、敵大将の首をどうするかで会議が起こったのは覚えているのかい？」
「それはそれ、これはこれだ。刀剣男士としての刃生を楽しんでくれているなら、それほど嬉しいことは無い。大歓迎だ。」
「……君って、たまにいいこと言うよね。」
「『たまに』とはなんだ。いつもしっかりしているつもりだが？」
「ちょっとした失言だよ。ちょっとした、ね。
さて、そろそろ定期放送の時間も終わりだね。」
「そうだな。今回は前回よりは少なかったが、お便り感謝する。」
「前回のお便り乱舞は神回と言われるほどだからね。
それではみなさん、また次回の放送でお会いしましょう。さようなら」
「さようなら」
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いなほん(プロフ) - 最゛高゛で゛す゛……!!!!素敵なにっかりさんをどうもありがとうございました！ (2016年12月4日 17時) (
レス) id: eb5ee429dc (このIDを非表示/違反報告)
新鮮な鉛筆(２B)(プロフ) - 拳銃さん» すみません、御指摘ありがとうございます。次のお話で、書き方を変えてみます…。 (2016年9月16日 21時) (レス) id: 873a9a633f (このIDを非表示/違反報告)
拳銃(プロフ) - もう少し間を開けた方が読みやすくなりますよー。はっきり言ってこれ読みにくいですね。二、三行で良いので間隔取ってくださいね(´-ω-`) (2016年9月15日 23時) (レス) id: d214872701 (このIDを非表示/違反報告)
ルサルカ(プロフ) - 新鮮な鉛筆(２B)さん» ありがとうございました！電車の中なのにニヤケちゃいました！www更新のんびり待ってるのでのんびり頑張ってくださーい！応援してますw (2016年9月9日 19時) (レス) id: 2218d295b6 (このIDを非表示/違反報告)
新鮮な鉛筆(２B)(プロフ) - ルサルカさん» 「待つ」ですか、リクエストありがとうございます！また時間が開いたら書かせていただきますね。 (2016年9月4日 8時) (レス) id: 451b47dddc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新鮮な鉛筆(２B) | 作成日時：2016年8月10日 13時
