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「何、笑ってるの?」
本当の事を言うとまた期限を損ねてしまう、ちょっとはぐらかそう。
「いやぁ、お前とキッチンに立つのが不思議だと思って。」
実際思ってないわけではない。
笑った要因の大部分を占めないだけだ。
料理の音が響き、ポツポツと私達に会話ある。
とても落ち着く。
「なあ、イルミの所行っても適当な事でメールとか、電話していいか?」
ふと、思ったので聞く。
言質を取っておかねば、疎遠になってしまう。
「いいよ♥️でも、君ならそんな事を聞かずにすると思ってたんだけど、図々しいからね♣️」
心外だ。
…いや、よくこいつに金をたかっているから、強ち図々しいって部分は間違ってはないけど。
今回のことに関しては訳が違う。
「私だって気にすることはある。……実際、私がお前に友達であることを強要したんだからな。」
言ってしまった、心の中ではずっと引っ掛かっていた。
言葉に出した所為で悲しみが増す。
何時もだったら言わなかった、最終日だったからか?
ポロッと本心が口から出てしまった。
私は分かっている、こいつが本当の友達を作る可能性は限り無く低いって。
そして、その億が一の可能性の枠に私は入る能力なんて無いって。
この言葉に対する返事は聞きたくなかった。
これ以上聞けば益々惨めになり、目から何かが出てくるような気がした。
彼はそんな面倒くさい女は嫌いだろう。
元々無い好意をマイナスまでしたくはない。
「今のは無かったことにしろ、最終日にはもっと楽しい話がしたい。なんか言え。」
何かを言われる前に私が言う。
その後、何時もと逆でヒソカに話をされる展開となった。
あいつは何も聞いてこなかった、空気の読める男だった。
何かしらを言われなくてすんでホッとした。
話をしているうちに、言ったことは楽しさで忘れていた。
でも、私がこのことを悩んでいる事実は変わらない。
いつか、また、契約で縛ったことで、心を死ぬほど痛ませる、確信めいた未来を感じ取っていた。
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卯月(プロフ) - プリのヒソカ想像したら腹筋が死にました笑笑最高です笑笑 (2021年3月13日 2時) (
レス) id: c9a76eb58b (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - るるるさん» 有難う御座います。キャラ作りと言うか、この行動理由を殆ど書くのは滅茶苦茶大切にしてることなんで、言われて、嬉しいです。理由も無く、ってのが余り得意でなくて…。もう、これは半分意地でやってます。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてますっ！！キャラ作りが深くて好きです！！！！ (2020年4月28日 21時) (レス) id: e18e31c519 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - 753さん» 有難う御座います。クロロ編も今までと同じような形で。ゆっくりと進んでいきます。どうか、気長にお待ち下さい。 (2020年4月20日 11時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
753 - 更新待ってました！！クロロとの絡みが楽しみです...無理せず更新頑張ってください！ (2020年4月19日 22時) (レス) id: bb950de271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネルバ | 作成日時：2019年11月20日 0時
