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「うっわ、痩せたな。」
水着を着た姿は、昔のインドアだったころの体とは比べものに成らない位引き締まった体に変化していた。
自分にワンピース型のものとはいえ水着が似合うとは、修行様々だ。
ビキニィ? そんなもん着る勇気は無い。
足にビーサンをつっかけ、待ち合わせ場所に行く。
……やっぱりお姉さん方が何か見てヒソヒソ話してる。
その何かは恐らく私のつれだろう、行きたくねー。
ま、ヒソカで慣れたけど(慣れざる得なかったとも言う)。
人混みの中心には、黒いサーフパンツに白いTシャツというシンプルな格好のイルミがいた。
やっぱり、そうだよね、かっこいいもんな。
艶やかな黒い髪が風に靡き、白い肌が日光に当たりますます白くなっている。
正直、体つきを女にしたら負ける、絶対に負ける。
隣を歩きたくない、私の女としての価値が今以上に下がる。
でもヒソカよりはましだ、イルミは周りの女性達にちょっかいかけたりしないから。
もしヒソカなら、私を置いてきぼりにしても可愛い女の子といちゃつきそうだ。
……そして最後にはお持ち帰りして、私は一人で帰る、あり得るな。
そんな状態 女として惨めすぎるだろ。その点イルミは面倒臭いから無視するだろうから安全である。
そんな事を考えつつイルミの元へ向かう。
…そこのお姉さん先に逆ナンされるって思わないでね。目が怖いよ。
「イルミ、行くぞ。」
「やっぱ、人多くて嫌なんだけど。」
しかめっ面で嫌悪感も隠さずに言う。
ついでに周りのお姉さんも顔をしかめる。
いや、ここがあんたが居る所為で他より密度高いだけなんだけど。
まあ、そんな事を言うとこいつはもっと機嫌が悪くなるので口をつぐんでおく。
「はいはい。契約なんだから文句言わない。」
契約の部分を心無しか大きくいうと、お姉さん方の怒りも少しは無くなったようで、イルミの後ろに見える方々の目尻が下がった。
…でもこれ、自虐的で何か悲しいな。
「わかったよ。で、どこ行きたいの?」
「うーん、ここがいい!!」
近くにあるウォータースライダーの場所を指差す。
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卯月(プロフ) - プリのヒソカ想像したら腹筋が死にました笑笑最高です笑笑 (2021年3月13日 2時) (
レス) id: c9a76eb58b (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - るるるさん» 有難う御座います。キャラ作りと言うか、この行動理由を殆ど書くのは滅茶苦茶大切にしてることなんで、言われて、嬉しいです。理由も無く、ってのが余り得意でなくて…。もう、これは半分意地でやってます。 (2020年4月29日 22時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてますっ！！キャラ作りが深くて好きです！！！！ (2020年4月28日 21時) (レス) id: e18e31c519 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - 753さん» 有難う御座います。クロロ編も今までと同じような形で。ゆっくりと進んでいきます。どうか、気長にお待ち下さい。 (2020年4月20日 11時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
753 - 更新待ってました！！クロロとの絡みが楽しみです...無理せず更新頑張ってください！ (2020年4月19日 22時) (レス) id: bb950de271 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミネルバ | 作成日時：2019年11月20日 0時
