君は知らない 2【H×H】

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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

またもやチャイムが成る。
気分が良くは無いが出た。
何しに戻ってきたんだよ、あのピエロは。

「…はーい。」

「嬢ちゃんありがとう!! 俺は死ぬとこだったぜ!!」

ドアの前にはヒソカでは無く、満面の笑みでヒソカと先程戦った男が立っていた。
昨日とは打って変わり気の良いおっさんという感じで凄く親しみやすそうだ。
でも、私は機嫌が悪かった。
加えて昨日喧嘩をしてしまったからかどうにも素直に助かって嬉しかったことを言えなかった。

「…だから言ったじゃないですか。」

プイっ横を向いてやる、子供っぽいとか知らんわ。

「すまん、すまん。な、おっちゃんが美味しいもん奢ってやるから!!気ぃ直せって!!」

元々、そこまで怒ってなかったのもあり、一気に機嫌が治った。
このおっちゃんわかってるな!!理想的なおっちゃんだ!! 絶対においしい大衆食堂連れてって励ましてくれるタイプだ。

「おっちゃん……行く!!」

それはもう元気に返事した、良い感じのちょっと厳ついおっさんのお食事なんて楽しいに決まってる!
この世界に来て友達があのピエロしか居ない私は交流に餓えていた。

「お、元気な奴は好きだぞ!」
「あ、有難うございます。」

元気なおっちゃん……いい。仲良くしてもらえそう。

「なんだか、娘が出来た見たいで嬉しいな。」

おっちゃん……最高過ぎる。
てか、ずっと玄関だ…、これ煩いよな部屋に入れなきゃ。

「おっちゃん、部屋で話そ!」

「おお! いいぞ!」

おっちゃんは私の部屋にお邪魔しますと言いながら入る。

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オリキャラ出ましたが、今後何度も出る予定ではありません。チョコっとは出るかも?
直ぐにまたヒソカが出てきます。

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