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降り立ったのは闘技場付近より少し涼しい地域だった。
ここからヒソカの別荘まで走っていくそうだ。
私は眉間に皺を寄せる。
私とヒソカの最高スピードは全然違うので一緒に走ると圧倒的に私が疲れるのだ。
走り始めると私はヒソカを追いかけるのに精一杯になった。
私よりも持ち物が少ないヒソカにキャリーをもって貰ったはずなのに、ヒソカのスピードは全然落ちない。
運動で体が暑い。
涼しい地なのに意味が無いじゃないか。
「もう少しゆっくりしてもいいだろ。」
「我が儘言うなよ♦️」
着いた家は見事なウッドロッジ。
山の中にあり、少し先には綺麗な湖がある。
木の薫りがしそうで趣味のいい家だ。
でも埃大丈夫か? ずっと来てないんだろ。
しかし、中に入ると予想と違い、掃除が行き届いていて綺麗であった。
「荷物はあそこの部屋においてね、ベッドとかは後日買おうか♠️」
「じゃあ何処で寝れば良いんだよ?」
「んー、床♥️」
床って酷くないかソファーあるじゃん。
でもな、結構暑いしそういう時は床で寝ると気持ちいいんだよなぁ。
ちょっと痛いけど。
1日くらいならちゃんと掃除して床でもまあ、いっか。
私は気楽にそう考えた。
「わかったぞ!! だから、モップと箒頂戴。あと土足で私の部屋入るなよ。」
「………間に受けないでよ♣️」
「?冗談だったのか。」
結構床で寝る気満々だったんだけどな。
「結局何処で寝るんだよ?」
「ソファー♥️」
僕のベッドで♥️とかいう状況はやっぱ無しか、残念。
ま、いいや、部屋に荷物おいてくるか。
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ミネルバ(プロフ) - 検屋敷屋さん» 文字数制限で少し言葉足らずになっていたので、もう一レスします。よくいる人のようにして、読み手と大きな解離を無くしたりしています。それ以外の描写にもなるべく突拍子のないことは書かないことにしています。読んでいただき有り難うございました。 (2020年2月11日 18時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - 検屋敷屋さん» 有難うございます!!この夢主は正義があるともいえず、逆にクズとも現せれないよくいる曖昧な人のように書いています。そこにリアリティと言って貰えて嬉しい限りです。今後も素敵と思ってもらえるように頑張ります!! (2020年2月9日 19時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
検屋敷屋(プロフ) - キャラの性格が崩されずリアリティがあって楽しく読めます。応援してます。素敵な小説をありがとうございます。 (2020年2月8日 20時) (レス) id: 8f1e53f51b (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ひなたさん» 有り難うございます!! 何処がツボに嵌まったか分かりませんが、この小説は作者の趣味を全面に押し出したものなので、これからも楽しめると思います!! (2019年11月7日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして!こういう小説探してました!!!最高です!これからも応援してます! (2019年11月6日 17時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミネルバ | 作成日時:2019年9月25日 8時