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「君の念は攻撃に向いてないから次の修行に行きたいんだけど♣️…まだ基礎が全然だね♦️」

「ええー、やらせろ!!」

修行ののっけからそう言われ私のやる気は低下する。
畜生 、期待して損した。
私はブーブー言いながら親指を下に向けてやる。

「…君も前の師匠のところでちゃんとしないからだよ♠️」

「前の師匠からは念を教わってないぞ。」

なぜか彼はニタァを顔を変形させていく。
これはヤバイ、失言だったのではないのか??
ああ、此方に向かってくるよ。
彼のヒールの音が嫌に煩く聞こえてしまう。

「…どうして君は念の存在を知ってるんだい?」

何時もよりいい笑顔で言ってくれるが、もう脅迫しているようにしか見えず体が強ばる。
言い訳を考えないと、私は焦り、目をキョロキョロさせてしまった。

「…………本で見ました。」

嘘は言ってないぞ!!ただ異世界のもので、念だけを紹介したものじゃないだけだ。
肝心な事を隠しているだけ。ヒソカよ、気付かないでくれ。

「"嘘"は言ってなさそうだ♦️…君は謎が多いね♥️」

バレてらぁ……。
でもこいつに詳細、未来と人の念と大体の性格を知っていると言うには時期尚早だと思うのだ。
これは切り札の1つである。
私は不死とこれしか札を持ってないに等しい。
まあ、この札二つがゲームの盤をひっくり返すくらい強力なものだが。
この札はバレてはいけない。
これがなければこいつと修行という状況に持っていけたかどうか…。
こいつの漫画で見た戦う相手の好み(青い果実)を把握してなきゃ交渉は決裂していただろう。
私は今後もどうにかして、残りの大人組のイルミとクロロを友達に仕立てあげようとしている。
その為にはこの切り札は隠すのがベストだ、バレて対策をとられたらまずい。
あいつらは普通にしても友達に成らないだろう。
夢小説のごとく何もしないで恋人とか無理だ、絶対に利用されるだけで終わる。
こいつに関しても勝利+興味という不安定な土台の上に友情はたっている。
イルミは他人に興味無いだろうし、クロロは興味を持っても後でポイされるだろうし、人として興味は持ってくれないだろう。
だからそれを補うだけの、逃げられないいための"強制'が必要なんだ。
本当に、この秘密は私の野望のために死守しなくてはいけない。

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†NANA†(プロフ) - ページ2で、「HUNTER×HUNTER」が「HHUNTER×HUNTER」になっています。 (2021年3月15日 11時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ゆーめーさん» 有難う御座います! まあまあ長めの小説なので、先を読もうと思いますと言われると、とても嬉しいです!! 楽しんで読んでください!!! (2020年11月29日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーめー(プロフ) - とても面白かったです!続編も今から読ませていただきます! (2020年11月28日 10時) (レス) id: dfce067a28 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ヘマトフィリィアさん» コメント有り難う御座います。個人的にも、能面黒髪キューティクルは語感が良くて気に入ってます。今後も、彼はちょくちょく出てくるので、楽しみにしていてください!! (2020年11月14日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ヘマトフィリィア - 【速報 能面黒髪キューティクルがイケメン】 (2020年9月20日 12時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミネルバ | 作成日時:2019年7月30日 23時

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