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一章<予想以上にきつい> 1 ページ5

寒い、体の節々が痛い。
私は起き上がる。
何時もの天井が見えず、灰色のコンクリートを目にすることとなった。
辺りを見回せば路上だ、なんでだ?
あ、そういえばここはハンターの世界ではないか!
一気に目が冴え、頭が覚醒し、気分が高揚してくる。
う、うわー本当に来ちゃったんだ、夢だけど。
私は感動を覚える。
ん? そういや路上で寝てたけど荷物は大丈夫なの??
バッと後ろを見るとそこにはちゃんとリュックがあった。
安心して、息を吐く。
多分、盗られてないのは神が何とかしてくれたか、私の妄想だからだろう。
それにしても眠い、今は早朝だろう。
辺りは青と紫のグラデーションに染まっている。
今活動するにもなぁと、思い目の前の宿屋に留まることにした。
願った通りこの宿屋はリーズナブルな割に質が良い。
私は朝4時と時計を見て分かると、二度寝を決行するべく8時にタイマーをセットして、まあまあフカフカのベットに潜り込んだ。

#

翌朝、8時と思いきや11時だった。
いつタイマー消したんだよ!!
私にしては少し遅い起床だ。
まず、身支度を整えてフロントに向かった。
フロントのおじちゃんから本屋、服屋、おいしい飯屋と闘技場の場所を聞き出す。
おじちゃんは朗らかに懇切丁寧に教えてくれた、やっさしぃ! さあハンターの世界へレッツゴー!!

#

本屋ではあいうえお表の付いた本に、絵本を買ってここの文字を学ぶ準備をした。
服屋では動きやすさ重視のやっすい服を買った。
余りお金を使って不安に成りたくないのだ。
つか、ここの服屋って奇抜な服がちょくちょくあるなぁ、私は着る気無いけど買う人いるんだ。
そうやって色々見ているとお昼ご飯時を少し過ぎてしまっていたので急いで教えて貰ったおいしい飯屋にいった。
時間が過ぎたからか人はまばらだ。
そのため頼んだ料理が直ぐに出てきた一口食べるとこれはおいしい! 私はがっついて食べてしまった。
お腹も一杯になったし、それでは本命、闘技場へ行こうか!

#

闘技場に来るまで、文字さえ分からない私は道行く人々に道を聞くはめになってしまった、恥ずかしい。
しかし憧れの場所を見るためだ、恥は知らんとばかりに図々しく聞いて、やっとたどり着くことができた。
闘技場に付いたがとても建物が高い。
下から見上げているのだが首がいたくなりそうだ。
憧れの場所を見て心がけ高揚しまう。
いざ、中へ!私は一歩踏み出した。

「広いな……」

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†NANA†(プロフ) - ページ2で、「HUNTER×HUNTER」が「HHUNTER×HUNTER」になっています。 (2021年3月15日 11時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ゆーめーさん» 有難う御座います! まあまあ長めの小説なので、先を読もうと思いますと言われると、とても嬉しいです!! 楽しんで読んでください!!! (2020年11月29日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーめー(プロフ) - とても面白かったです!続編も今から読ませていただきます! (2020年11月28日 10時) (レス) id: dfce067a28 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ヘマトフィリィアさん» コメント有り難う御座います。個人的にも、能面黒髪キューティクルは語感が良くて気に入ってます。今後も、彼はちょくちょく出てくるので、楽しみにしていてください!! (2020年11月14日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ヘマトフィリィア - 【速報 能面黒髪キューティクルがイケメン】 (2020年9月20日 12時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミネルバ | 作成日時:2019年7月30日 23時

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