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2-13 ページ32

始まった修行はスパルタだった、こいつもか。
だが、こっちの方がたちが悪い、ニタニタしながら見てくるのだ。
恥ずかしいったらありゃしない。
吹き出てくる汗を拭う、シャツがしとどに濡れている。

「笑いながら、見るのやめてくれません…。」

「いーや♥️ほらまた始めなよ♦️」

やはり諦めか。
こいつが嫌といったら、動かすのは無理だろう。
私は再びスパルタメニューをこなすことに専念した。

#

終わる頃には疲れすぎて動けなかった。
地面に寝そべって冷たさを感じながら、肩で息をする。
可笑しいなぁ、結構体力ついた筈なのに。

「も、動けない。」

「しょうがないなぁ♠️」

ヒソカが私をもってくれる。
しかし、所謂お米様抱っこである。
胃が圧迫されて痛い…吐きそう。

「……もう少しどうにかなりません?? 吐きそう…。」

「我が儘だなぁ♦️」

彼は私を一度降ろし、おぶってくれた。
とても嬉しいのだが、ビチョっと彼のピエロルックに汗まみれの私の服がくっつく。
自分から変えろと言ったがすごく申し訳ない。

「……すみません。」

「いいよ、今日は楽しかったし♥️」

彼は今日の出来事が偉くお気に召したようで、鼻歌でも歌いそうな様子である。
疲れた私はユラユラと揺れる背の上で寝ないように自分の手をつねりながら、彼の背中の上という最高の場所を堪能していた。

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†NANA†(プロフ) - ページ2で、「HUNTER×HUNTER」が「HHUNTER×HUNTER」になっています。 (2021年3月15日 11時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ゆーめーさん» 有難う御座います! まあまあ長めの小説なので、先を読もうと思いますと言われると、とても嬉しいです!! 楽しんで読んでください!!! (2020年11月29日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーめー(プロフ) - とても面白かったです!続編も今から読ませていただきます! (2020年11月28日 10時) (レス) id: dfce067a28 (このIDを非表示/違反報告)
ミネルバ(プロフ) - ヘマトフィリィアさん» コメント有り難う御座います。個人的にも、能面黒髪キューティクルは語感が良くて気に入ってます。今後も、彼はちょくちょく出てくるので、楽しみにしていてください!! (2020年11月14日 0時) (レス) id: b85da6c807 (このIDを非表示/違反報告)
ヘマトフィリィア - 【速報 能面黒髪キューティクルがイケメン】 (2020年9月20日 12時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミネルバ | 作成日時:2019年7月30日 23時

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