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__
遠くから聞こえる大好きな低い声。
ふっと意識が遠のいて
気がついた頃には
誰もいない、真っ白な部屋の
真っ白なベッドに横になっていた
「...夢、見てたんだ」
家族の夢なんて久しぶりに見た。
なんだかリアルだったし、不思議。
「ここどこ...っ、いた、！」
普通通りに身体を起こせば
なんとも言えない激痛に襲われる
頭は張り裂けそうだし
身体中がズキズキと痛む
そこで思い出した。
どうしてこうなったのか。
「ここ、病院...？」
窓から見えた、地上の看板には
××病院の文字。
...誰が連れてきてくれたの？
夢の中でずっと私の名前を呼んでいた声
...まさか。
「A...っ」
その声に振り向くと
目に涙を溜めた愛おしい彼の姿
それだけじゃなくて。
防弾少年団のメンバー全員が私を見ていた
__眉を下げて、悲しげに。
「来ないで...っ！」
気がつけば叫んでた。
目を見開いたまま動きが止まったテヒョンオッパ
唇を噛み締めたまま 握った拳が微かに震えているように見えた
心配してくれてるのに。
私、最低だ...っ
JK「A...」
久しぶりに合ったクリクリの真っ黒な瞳
やめて
見ないで
こんなに汚い傷
自分でも目を背けたくなるほどの大きな痣や切り傷を
彼らの綺麗な瞳に映したくなかった
されるがままに付けられた傷は
情けなくて、悔しくて。
彼らの視線から逃げるようにシーツで身体を覆った
やっぱり私は逃げてばかり。
違う、本当は、逃げたくない
本当はただ___
「っ、！」
TH「...嫌だよ、もう離れないから」
力強く抱きしめて欲しいだけなんだ。
素直になれない私の抵抗も
テヒョンオッパの力に敵うはずもなく
もがけばもがくほど
肺いっぱいになるオッパの匂い
それが懐かしくて
嬉しくて、愛おしくて。
「ふぇ..っ、」
TH「A...たくさん泣いていいよ。
俺も、みんなも...ずっと側にいるから」
いつも押し殺していた泣き声は
一度溢れると止まらない
オッパの背中にしがみつきながら
子供のようにわんわん泣いた
泣き疲れ、またも意識が遠のく中
誰にも聞こえないような声で呟いたテヒョンオッパ
�爐發�絶対離さないから��
その声に、私もしっかりと頷いて意識を手放した
.
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すずな - 更新早くしてください。。。オネガシマス・・・ (2019年3月16日 11時) (
レス) id: 79ed1afc42 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 書き始めからの読者の親戚その1です(笑)当初から夜な夜な涙流しながら読んでゆーさんにコメして。就職したのも承知しております。長く続いたっていーじゃない。最高のお話だもの！ (2018年11月13日 22時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
19881991koreach(プロフ) - 息子を妊娠する前は私もバリバリ働いてましたので。仕事と物語の更新と両立は難しいかもしれませんが頑張って下さいね。人間マイペースが一番ですよ。焦りは禁物です (2018年11月12日 22時) (レス) id: 0ec91b2d96 (このIDを非表示/違反報告)
19881991koreach(プロフ) - 仕事の忙しさは私も理解できます。私も今月の14日から職場復帰するので。息子が小学3年生になり、3年末になった今になってようやく落ちついてくれるようになったので (2018年11月12日 22時) (レス) id: 0ec91b2d96 (このIDを非表示/違反報告)
さとはる(プロフ) - 前もコメントさせていただいたのですがほんとにほんとに尊敬してますし、同い年と考えるといつもすごいなと思っておりますこの作品に出会えて私の時間の中に楽しみができたんです。ありがとうございます。無理せず更新を待っております (2018年11月12日 2時) (レス) id: 33be35404c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年12月2日 23時
