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247 JK ページ48

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ドアの先の光景を目にした時


体が動かなかった




なにがどうなっているのか、

どうしてこんな事になっているのか、



なにもわからない。





ユソンヌナに摑みかかるテヒョニヒョンをみて

やっと体が動き出した




普段は俺の力に降参するテヒョニヒョン。


それなのに。



いとも簡単に俺の腕を振り払った





明らかに豹変したヒョンに怖気付き、

泣きながら許してと叫ぶユソンヌナ





パイプ椅子に手を伸ばすヒョン





怒りに狂ったテヒョニヒョンは

もう俺の知ってるヒョンじゃなくて。





JK「テヒョニヒョン!やめて!!」





必死だった



ヌナのためじゃない




テヒョニヒョンのため、





JK「Aをこれ以上傷つけないで...っ!」





彼女のため。





彼女の名前を耳にした途端、

抵抗する力が一気に抜けたヒョンは

何度も何度も ごめんと呟いていた





抱き締めていたヒョンの体は震えていた。





きっと彼も、自分がしようとしていた事に驚いているんだ





JK「テヒョニヒョン...」


TH「っ、...ひっく、おれ、どうしたら...っ」





一歩、また一歩と前に進むヒョンの体が

ゆっくりと俺の腕から離れていく






TH「A..っ

ごめんね、痛いよね、助けてあげるから...っ、」






細い腕でAの身体を軽々と抱き上げた。



眠っているようにみえる彼女は

人形のように動かない






TH「ねえ」






ヒョンの視線はユソンヌナを捉えてて






TH「俺、許してないから」






涙に濡れたヒョンの目は冷たい。






TH「Aのことも

.....ユンギヒョンの事も、全部許さない」


YN「っ、」






ユソンヌナの瞳が酷く揺れた






ユンギヒョンと


何かあったの、?





爐前は知らなくていい





いつの日かユンギヒョンにそう言われた。


みんな 俺になにを隠しているの?






YN「....あんたに何がわかるのよ」





今まで黙っていたヌナの声は

驚くほど低かった





YN「ユンギのこと?笑わせないで。

私を捨てて切り離したのは向こうでしょ」




YN「でも今のユンギにとって私は必要な存在なの


これからの防弾にとって必要なのはわたしなの、



私だけで十分なのよ!!

そんな子要らない!」






耳に響く声と





初めて目の当たりにした


ユソンヌナの素顔






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アミマナ - ほんとに泣けました。書いてくれてありがとうございます!! (2018年10月28日 10時) (レス) id: fbca5055d2 (このIDを非表示/違反報告)
Cr. - ずっと読んでいて、寝ないといけないのに続きが気になって寝れない、もう、すっごく最高です!! (2018年9月25日 2時) (レス) id: cf7d585d50 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - 1話から一気読みしました。何度も何度も泣きました…。すごく引き込まれて…主人公の優しさとか、防弾のみんなの優しさとか...すごく感動しました...!!ほんとに、このお話を書いてくれてありがとうございます(T^T) 続編楽しみに待ってます!!!!! (2017年12月6日 23時) (レス) id: 1582be05e7 (このIDを非表示/違反報告)
hime(プロフ) - すごく引き込まれて、一気に読んでしまいました!お話が目の前に見えるようで、すごく感動しました。何回泣いたかわからないくらいでした。やっと真実を知ったメンバーがどのように、変わっていくのか楽しみです(^ ^) (2017年12月4日 1時) (レス) id: a965dc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ireneさん» コメントありがとうございます!泣、主人公にもやっと本当の味方が増えましたね~( ;∀;)続編も出しましたのでそちらもよければよろしくお願い致します!! (2017年12月2日 23時) (レス) id: 1c9d62aa08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆー | 作成日時:2017年6月28日 18時

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