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YN「シカトなんて、随分 偉くなったのね？」
そう言って笑顔が消えた彼女は
私の後ろにあるドアに貼られた紙に視線を移す
YN「...あんたまさかSMで働いてるの？」
カツカツとヒールの音を立てて近づきながら彼女は
��Red Velvet�瓩諒源�を指差す。
ヒールの音が大きく聞こえきて
心臓はこれでもかってほどバクバクとうるさい
怖い
ここから逃げなきゃ
「し、失礼しますっ...」
逃げ道がふさがる前に
ここから離れないと、
そう思ってドアとユソンさんの間をすり抜けようとした
怖いよ
助けて
テヒョンオッパ__
YN「...ふざけないで」
「っ、」
私は相当 動きが鈍いのか。
あっけなく彼女に掴まれた腕。
物凄い力で掴むユソンさん
腕がちぎれてしまいそうだ
「いたい...っ」
YN「こっちに来なさい」
「っ！ヤダ！やめて下さい！！」
まだちゃんと閉めていなかった控え室のドアは簡単に開いてしまって。
部屋の中へ私の体を押し込むユソンさん
YN「口答えしてんじゃねーよ！」
聞いたこともないような叫び声と共に
背中を強く蹴られ、部屋の中に閉じ込められる
後ろ手にドアを閉める彼女の手は震えていた
YN「あんたさ....マジでなんなの？
何がしたいの？
二度と現れるなって...
あたしの前から消えろって言ったじゃない！！！」
彼女の前で
私は到底 無力にすぎない
YN「何回あたし達に殴られてきた？
何も学ばないのね。」
「っ、ぁ、」
YN「消えろって意味、わからない？
言葉通じないんですかー？」
「ぅあ、、やめ、て、くださぃ...っ、」
あの日を思い出す
私が初めてメンバーに怒鳴り散らした日。
メンバーと最後に顔を合わせた日。
あの日の痛みが
苦しみが、悔しさが
全部 涙となって溢れ出す
YN「泣いてんの？気持ち悪い。
第一こんな時間まで何してんのよ。
...まさかうちのメンバーに会うつもり？」
グッと踏みつけられた脚
どんどんかけられる重みに必死に耐えるよう唇を噛み締めた
YN「誰に会うつもり？
ナム？ジン？」
「...」
YN「それともグク？
...テヒョン？」
「、、」
YN「ふーん、、テヒョンね」
声は出ないのに私の体は正直だ。
�爛謄劵腑鶚�
その名前を聞くだけで
涙がもっと溢れてしまった
.
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アミマナ - ほんとに泣けました。書いてくれてありがとうございます!! (2018年10月28日 10時) (
レス) id: fbca5055d2 (このIDを非表示/違反報告)
Cr. - ずっと読んでいて、寝ないといけないのに続きが気になって寝れない、もう、すっごく最高です!! (2018年9月25日 2時) (レス) id: cf7d585d50 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - 1話から一気読みしました。何度も何度も泣きました…。すごく引き込まれて…主人公の優しさとか、防弾のみんなの優しさとか...すごく感動しました...!!ほんとに、このお話を書いてくれてありがとうございます(T^T) 続編楽しみに待ってます!!!!! (2017年12月6日 23時) (レス) id: 1582be05e7 (このIDを非表示/違反報告)
hime(プロフ) - すごく引き込まれて、一気に読んでしまいました！お話が目の前に見えるようで、すごく感動しました。何回泣いたかわからないくらいでした。やっと真実を知ったメンバーがどのように、変わっていくのか楽しみです(^ ^) (2017年12月4日 1時) (レス) id: a965dc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ireneさん» コメントありがとうございます！泣、主人公にもやっと本当の味方が増えましたね~( ；∀；)続編も出しましたのでそちらもよければよろしくお願い致します！！ (2017年12月2日 23時) (レス) id: 1c9d62aa08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年6月28日 18時
